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39: 他者の心を揺さぶるには!

ビジネス達人の教え

Release Date: 01/04/2022

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

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 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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More Episodes

一年の初めに目標を立てる方、多くいらっしゃると思います。それぞれ異なる目標を立てられた事と思います。このポッドキャストをお聴きの皆さんに共通している事は「もっと良くなりたい。成功したい。」と願っている事ではないでしょうか。おそらく、その反対を期待する方はこのポッドキャストを聴くことすらされていらっしゃらないと思います。

さて、前回のエピソードで成功者の定義について考えました。定義はいろいろとあると思いますが、皆さまにとっての成功は何を意味しますか?前回は成功者の定義の一つとして、他者にポジティブな影響を与える方。そのような方とは、頭にメッセージを届ける人ではなく、心にメッセージを届ける事のできる方。他者に感動を届ける事ができる方。であるということをお話ししました。

他者に感動を与えることができる方とは、言葉ではなく、その方が醸し出す存在感そのもの。前回のエピソードでは、その存在感を纏うために以下3つをご紹介しました。

  1. 自分の行動に情熱を持とう
  2. ネガティブな経験を財産にし、イノベーティブなアイディアを信じる
  3. 重要な事に時間を使う

今日は3番の「重要な事に時間を使う」のつづきからお話しします。命の代名詞である、時間の使い方を、さらに詳しく見ていきたいと思います。

私たちの時間は有限であり、生まれた瞬間から余命を生きているのです。長さを調節することができない時間ですが、有効に活用し、厚みや深みを持たせることはできます。命、時間を有効的に使い、本当に費やしたい事に優先的に自分のパワーをつぎ込むことができることが理想です。理想を理想のままにするのではなく、現実化できるようにしたいものです。イタリアの経済学者が提唱した、8対2の「パレートの法則」を意識してみましょう。この法則によれば、80%の成果は活動の20%から生じている。80パーセントの決定は会議の20パーセントの時間で行われている。「20%の活動が80%の結果を生み出す」ということが言えるようです。これを超絶的に突き詰めて適用してみると、次のようになります。活動全体の20%からさらに20%を取り出してみると、これは全体の4%ということになりますが、それが生み出す最終成果は全体の80%の80%、即ち全体の64%の成果を生み出すということになります。ここで効率性について考えてみましょう。成果全体の64%を得るために4%の時間を使うとは、なかなかの効率です。さてそこで、全てのものの中から力を注ぐべき4%部分とは何でしょうか。それは、皆さんの最優先事項と一致しますか?その最優先事項がしっかり腹落ちしていてこそ、ブレない軸を持っていることになるのだと思います。そして、もの事を前に進める過程で、速度を落とす原因になっている過剰な荷物を降ろすという事も、必要なように思います。重い荷物を降ろし、身軽である事も実は遠くに行くためには必要な要素だなとつくづく実感します。

 

  1. 限界を設けない 

限界を超え「不可能」を可能にするということほど感動をもたらすものはありません。有名なバスケットボール・プレーヤーのマイケル・ジョーダンは失敗についてこのような名言を残しています。

「私は生涯で9千回を超えるミスショットをしています。300に近い試合に負けています。また、26回にわたり勝敗を分けるショットを任されたにもかかわらず、それらをはずしています。これまでの人生で何度も何度も繰り返し失敗をしています。それだからこそ、私は成功することができたのです。」

失敗と成功はセットです。注目すべきは失敗そのものではなく、如何にそれに対処するのかが重要なのです。マイケル・ジョーダンは、コート上のブーイング、辛辣なメディアの記事、監督の不機嫌な顔、そして自らの屈辱感にもめげずに前に進み続けていったのです。彼は限界を設定せず、決して諦めなかったのです。その姿、彼の存在感こそが人々の心を揺さぶり、感動を与えたのです。

英国の首相ウィンストン・チャーチルは、数々の名言を残しています。ある時彼が卒業した男子プライベート・スクールに招かれ、そこに集まった熱心な後輩たちを激励するスピーチをするという機会がありました。驚いたことに、なんと、その日の彼のスピーチは、たった一言「決して、決して、決して諦めるな」それを話すと着席されたということなのです。

諦めない姿勢こそが人の心を揺さぶり、その存在感こそが成功者に必要なものだという事をご存じだったのでしょう。

  1. 自分の言葉に責任を持つ

誠実そして正直でありましょう。信頼がなければ人を感動させることはできません。私たちの影響力はどれだけ周りから信頼があるかの総和とも言えるのです。人々は私たちに「完璧」を期待しているわけではありません。私たちは自分の周りの人や環境を信頼できる安心感を感じたいと思っているのです。私たちは、約束を守り責任を持つ人を信頼します。

他者に感動を与える方は、自分を信頼し、ゆるぎない軸を持っている方なのです。私たちは頭で理解したことは忘れても、心で感じた事は忘れないのです。自分自身の存在と在り方で他者の心を揺さぶり感動を与えましょう。そうすれば、人々の心に生き続ける存在として輝き続けることができます。