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42: 聴き手があなたの虜になってしまう話し方

ビジネス達人の教え

Release Date: 03/28/2022

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

ビジネス達人の教え

 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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オンラインの会議やイベントが増え、実は以前にも増してプレゼンテーションを見たり、聴いたりする機会が多くなったのではないでしょうか。私もそのうちの一人ですが、YouTubeやポッドキャスト、SNSを通じて音声や動画でのメッセージを投稿したりライブ配信する機会が逆に以前より増えたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。中にはチャンネル登録者、フォロワーの数を伸ばすために試行錯誤されていらっしゃる方も多いかもしれません。

 

聴き手を惹きつけ魅了する話し方、虜にしてしまう話し方とはどのような話し方でしょうか?

 

一度考えてみていただきたいと思います。皆様はどのような方のお話しに引き込まれますか?皆さまが「虜」になる、この方のお話しをまた聞きたいと思うようなお話しをされる方、チャンネル登録したくなるような発信者はどのような方でしょうか。

 

うまく話せるようになりたいです。わかり易く話したいです。論理的に話したいです。そのようなご相談をたくさんいただきます。もちろんその時の状況に応じて言葉を大切に扱う事はとても重要な事という事は大前提です。このポッドキャストをこれまでずーっとお聴きくださっていらっしゃる方は当然、言葉を乱暴に扱う方はいないと信じております。そのような皆さまに更なるチャレンジを期待するとしたら、アリストテレスが言った、「賢者のように考え凡人のように話す」を実践していただくことです。難しいことも簡単に伝えることができ、聴き手を心地よい気持ちにさせる事ができてこそ、素晴らしい話し手と言えるのではないでしょうか。自分らしい、飾らない話し方をされる方のお話しを聴いて、その方の言葉がすんなり心に届き、心の距離が近くなることを感じた事はありませんか。

 

私たちのプレゼンテーション研修では、受講者の方々に、「どのようなプレゼンターになりたいですか?」という事をセッションの最初でお聴きします。そして紙に書いていただきます。私は弊社に入社前にその研修に一受講者として初めて参加した時のことを思い出すと「ハッピー」「エンゲージング」「インスパイアリング」なプレゼンターになりたい。と書きました。皆さまもまずは、自分はどのようなプレゼンターになりたいか、考えてみていただきたいと思います。そして紙に書いてみましょう。

 

それから、自分がお気に入りのプレゼンターや動画コンテンツを配信するインフルエンサーの方のどこに自分が惹きつけられるのかを考えてみましょう。その方々の良い点をいくつでも良いです紙に書いてみましょう。声、表情、間、抑揚、内容が素晴らしい、、、など。様々な要素があげられるかもしれません。逆に、たまに原稿を棒読みでも堂々とYouTubeで話している方の話に逆に惹きつけられることがあったりします。なぜなのでしょう。。。

 

そうすると気づく方もいらっしゃるかもしれません。たとえ棒読みだったとしても、その方らしく繕わずに話すその勇気や、一生懸命さに惹きつけられているのです。ついバレないと思って、かっこよくキメようと思っても、聴いている人には伝わるものなのです。たとえ初対面だとしても、話をきいていると繕っているのか、ありのままなのかという事を感じる力を私たち人間は持っているのです。等身大の自分をさらけ出せることこそ素敵なこと。そんな方こそ信頼できる!と私たちは無意識に感じているのです。

 

投資家のウォーレンバフェット氏も他者を虜にする天才です。だからこそ、投資家として大成功を収めることができたのです。彼もデール・カーネギー・コースの修了者で彼が彼のオフィスの中で一番大切にしているものは?と聞かれたときに、デール・カーネギー・コースの修了証書であるということを嬉しそうに、沢山のメディアで語ってくれています。その話し方はとても楽しそうで、親しみやすく相手に緊張感を与えない雰囲気です。彼はスノーボールという本の中でも「自分については、格好悪い方の話を採用して下さい。」と記者に頼んだと書かれています。そんな彼だからこそ、皆からの信頼を得る事ができたのだと心から思いました。

 

弊社にブラジル人のインターンがメンバーに加わりました。先日彼女に、「好きなブラジルの曲を紹介していただけますか?」とお聴きしてみました。教えていただいた歌手の歌を聴いてみると、言葉はわからないのに、心に何とも言えない熱い気持ちが湧き上がってきて、感動を味わう経験がありました。私たちは、言葉以外の何かからメッセージやその方らしさを感じたりすることってあるのです。言葉もわからないのに、音楽をきいて感動してしまう。これってプレゼンでも同じことが言えるのではないか!と思う瞬間でした。

 

皆さん!自分にしかできない話を話したい!伝えたい!という想いで、話してみましょう。そうすればその「繕わないありのままの姿」で聴き手を魅了し虜にすることができます。