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64 カジュアルなプレゼンはプロフェッショナル?

ビジネス達人の教え

Release Date: 10/02/2023

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

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 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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私たちのプレゼンテーションの最終ゴールは何でしょうか。

良い情報提供でしょうか。立派に話して素晴らしい自分の姿を見てもらう事でしょうか。言っていることは最もだけど、なにか話を聴いているとモヤモヤする。というプレゼンター、どんなに素晴らしい話をしても、どんなに立派に話してもアンチの方がいる方も沢山います。「出る杭は打たれる。」という言葉で片づけるにはあまりにももったいないと思います。

このポッドキャストで何度かお伝えしていますが、プレゼンテーションの語源はプレゼント。聴き手に何かをプレゼントするという意味も含んでおります。さて、何をプレゼントするものなのでしょうか。私はプレゼンでプレゼントしているものは、その空間の味わいの共有だと思います。誰が何をどう話すか。はとても大切ですが、その空間に流れる一体感や安心感を味わう事を感じさせるプレゼンターになる。という意気込みでプレゼンをされる方、どれほどいらっしゃいますでしょうか。

聴き手との一体感を感じるためには、自分らしく話すこと、「他の誰か」にならないということはとても大切です。

プレゼントレーニングで、必ずと言っていいほど、「自分らしく話す。という点で、自分の出身地の方言で話すのはいかがでしょうか?」という質問を受けます。

自分の出身地の方言で話すことについて、もちろん、答えは一つではないですし、状況にもよりますが、実際にプレゼントレーニングでも、敢えて、自分が話しやすい「方言」で話してみるということをした後に、他の受講者の方に聴いていた感想をお聴きすると、多くの場合、プレゼンターが方言を交えて話したほうが、エネルギーが直球で届き、心が動いた。というフィードバックを得ていました。フォーマルさを意識するあまりに、自分らしくないと、言葉に乗るエネルギーレベルも低く、言葉が宙に浮き、誰にも何も届かないということが発生してしまうようです。ということであれば、自分らしく心地よく話せるような話し方を練習しておくことはとても効果がある事だと思います。ものの程度にもよりますが、方言を交えて話したからと言って、プロフェッショナルではないと思われるでしょうか。考え方次第では、一生懸命標準語で話し、繕った自分で聴き手と繋がりを持てないほうがリスクかもしれません。

さて、冒頭で話したトピックのプレゼンの目的は何かを思い出してみましょう。

良く見せたいのはなぜでしょうか?良い印象を残すことは誰のためなのでしょうか?プレゼンの練習をするのは誰のためでしょうか?私は話し手も聴き手も皆で良い時間を過ごしたと感じるための準備だと思います。ベクトルの方向が直線ではなく、曲線であり、円かもしれません。むしろ線ではなく起点もどこでもないような立体空間を創る事。バブルで包む事。それができる方は威圧感がなく、聴き手は心を平いて聴くことができ、相手が緊張をしてしまうような威圧感や華美な自信で自分を装飾せずに、心理的安全な空間をつくることができます。

ナチュラルでいる方法、、、その一つは、練習をしっかりすることかもしれません。練習をしたら、作り込みすぎでナチュラルでいられないのでは?と聞かれることもあります。これも答えは一つではないと思いますが、一つの考え方として、練習をする事で、プレゼンを心身が記憶し、実際のプレゼンでは自分を信頼し聴き手の呼吸にあわせて話をすすめるることができるようになると思います。練習からプレゼンは始まっているのです。

リンカーンに始まり、歴史に名を残すようなスピーチをする方々の多くは資料作りはもちろんですが、実際のデリバリ―の練習にこそ力を注ぎます。スーパーナチュラルに話していた、かのスティーブ・ジョブズですら、iphoneの発表のプレゼンまでは、数百時間練習をしたということをお聴きします。彼のプレゼンは話し方がうまい。ジェスチャーが良く出来てる。アイコンタクトができている。歩き回りながら場の効果的な場の使い方を行っていた。そのようなテクニカルな事はもちろんですが、むしろ、聴き手、空間との呼吸が合っていて、間の使い方、ユーモア、次の展開を一緒に聴き手と創り出し、聴き手つまり空間一体となり一緒に楽しみ、会場を一つのバブルで包んでいたからこそ、歴史に残るプレゼンとなったのだと思います。まさに、それこそがプレゼンテーションなのだ。と感じました。さらに、プレゼンの資料はシンプルで、ほぼ文字はなく、写真や簡単なグラフの共有により、聴き手にもそのストーリーの創造主になってもらう話し方こそが、真のプレゼンでありプレゼントだと実感させられました。

ですから皆さん、プレゼンは楽しい時間の共有というマインドを持ちましょう。そうすれば、聴き手の心に残るプレゼントを届けることができます。