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65 リーダーは誰に悩みを打ち明けるべき?

ビジネス達人の教え

Release Date: 10/17/2023

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

ビジネス達人の教え

 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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 シャンパンタワーの法則をご存じですか?シャンパンタワーを想像してみてください。

シャンパンがてっぺんのグラスに注がれて、そのグラスが満たされシャンパンが溢れていきます。そうすると、どんどんその下のグラスも順番に満たされていくという光景です。

 リーダーシップもリーダー自身の心がしっかりと満たされ、整っていてこそ周りを満たすことができるのです。リーダーは自分を整え、チームを照らす光となり、ポジティブなエネルギー、信念、自信、可能性を伝播させる役割を担っています。もちろんのこと、リーダーの方が整っていないと、チームメンバーにまで影響します。

 リーダーの方々はもともとストレスに対処する方法に長けている方が多いです。また、ストレスをストレスと認識していない方も多いようです。そのような方々でも、大きな決定をしなければならない時や、多額の損失を出してしまった時など、心が折れそうになるときがないわけではない。と思います。

 リーダーや経営者の方は、起きた結果の最終的な責任を取るのは自分であり、その責任を分配する方もいないことが多く、家族にも言えない事もあります。捉え方一つで起こっている事をポジティブに捉えられるか、そうでないかが決まるとはいえ、もしも心の置き所がないようなモヤモヤがリーダーの方の心の中を占領した時でも、チームに良い影響を与え続ける為には、リーダーとして何ができるでしょうか。

 私の知り合いのある経営者の方は、何か問題があるとき、不安が心を占領しそうになった時、その時間を長く持たない。と言っていました。もともと、その方は意識しなくても、常に最悪の事態を受け入れる準備ができていて、何か自分が予想していない事態が起こった時には「では次に何をしよう?」と次の行動に頭を切り替えることが自然に行えているのだとおっしゃいます。そのような強靭な心がある方々でも、どうしようもない時、誰にも打ち明けられないようなことが心の中にあるときは、ある事をしているそうです。

それは、まずは、一旦立ち止まる。この暗い気持ちの状況でやみくもに前に進むより、一度立ち止まり、自分を整える。ということでした。どのようにして整えるか。

それは、紙に書き出して気持ちを整理するのだそうです。

これは、デール・カーネギーもストレスマネジメントに大変有効な方法であると言っています。

デール・カーネギーのストレスマネジメントにもある、悩みを書きだす方法をご紹介します。

何か解決したいことがあった時、次の問いの答えを書き出してみましょう。

心がスッとしてきます。

1.問題点は何か。

いくつかあるかもしれません。これらを冷静に書き出して可視化してみましょう。

2.問題の原因は何か

これも、自分に有利な事、不利な事全てを書き出してみましょう。

この時点で少し心が軽くなっているかもしれません。

3.問題のあらゆる可能な解決策は何か。

あらゆる解決策を書き出します。実行または実現可能、不可能のリミットを外して考えてみましょう。ここでは、できるだけ沢山のアイディアを書き出すことが大切です。 

4.あらゆる可能な解決策のアイディアを全て書き出した後、その書き出したアイディアの中から最善の解決策は何かを選択し、書き出してみましょう。

そして、その最善の解決策を選択した自分を信じて、行動に移しましょう。

この紙に書きだすプロセスはもう一人の頼れる自分との対話をすることで、自分の心のモヤモヤを言語化し、整理し、可視化することができます。

そして、心が可視化され、整理することができると、たとえその時点で霧が100%晴れないとしても、一筋の光の点す方向が見えるような気持ちになるかもしれません。

少し気持ちが軽くなっているはずです。

この書き出すプロセスは、リーダーはもちろん、どのポジションの方にも有効であると言われています。年々早いペースで処理することが求められる環境の中で生きる私たちですが、急がば回れですね。一旦立ち止まり、気持ちを整えることは、とても大切です。物理的にも下を向いているときは、気分も落ち込みますし、美しい空が視界に入りません。リセットして、目線を上げると、空には太陽、木には花が咲いているものです。

今週、お話ししたある経営者の方が、印象的なことをおっしゃっていました。彼は、悩みがあるときは、仕事の手を一旦止めて歩くそうです。そうすると頭が整理されるのだとおっしゃっていました。しかも、彼は事情が許す場合は裸足になって歩ける場所を探して、裸足で歩くとおっしゃっていました。

一歩一歩地に足をつけて歩きながら、自分の本心と語り合えるということをおっしゃっていました。

ですから皆さん、悩んでいるときは、一旦立ち止まり、自分の心と対話をしてみましょう。そうすれば、自分も知らない自分の声を聴き、満たしてあげることができます!