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66 「人を動かす」プロポーザル

ビジネス達人の教え

Release Date: 10/30/2023

95 穴をあけられないプレゼンがある日に体調が優れない時は!? show art 95 穴をあけられないプレゼンがある日に体調が優れない時は!?

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ビジネスプロフェッショナルとして、どうしても外せない大事な商談やプレゼン、、、そんな時に体調が優れない!という場面を経験したことがある方は多いと思います。「体調が悪くても絶対に穴をあけることができない!何としても行かなくては・・・」と考えることもあるでしょう。その判断が必要な瞬間、またはそれしか選択肢がないという状況は確かにあるかもしれません。...

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94 自分と仲よしになると、慕われるリーダーになれる! show art 94 自分と仲よしになると、慕われるリーダーになれる!

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リーダーになった皆さん、、、これまでの努力や成果が認められ、リーダーとしての一歩を踏み出しました。リーダーとしての役割は、自分自身の成果だけでなく、チーム全体の成長をサポートし、成功へと導く責任が求められます。プレイヤーのころは自分の成果にフォーカスしていれば良かったかもしれません。リーダーになった途端に、これまでのやり方では人は動かないしついてこない。そんなお悩みをお持ちの方も多くお聴きくださっていると思います。...

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93 セールスのストレスを味方に変えるヒント show art 93 セールスのストレスを味方に変えるヒント

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セールスのお仕事は、日々の成果を求められるなかで挑戦の連続です。相手があることですから、、、自分の努力だけでどうにもならない!!!ということで、気持ちだけが焦るという相談も沢山お聴きします。それでも、私たちは工夫次第で心の余裕を持ち、前向きに進むことができます。ここでは、ストレスを味方に変え、セールスパーソンとして、より充実した日々を過ごすための実践的な方法をご紹介します。...

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92 スタビー6本分の距離感!?イメージで伝えるプレゼンテーション show art 92 スタビー6本分の距離感!?イメージで伝えるプレゼンテーション

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想像してみてください。大切なプレゼンの準備をしているとしましょう。テーマはすでに決まっています。まずは、以前作ったプレゼン資料を開き、どれを残してどれを削るかに悩んでいる状態・・・。...

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91 急がば回れ!指示命令をせずに人を動かす! show art 91 急がば回れ!指示命令をせずに人を動かす!

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リーダーの皆様は、時間が限られている中で、多くのタスクに取り組んでいらっしゃいます。やるべきことがたくさんあり、メール、会議、そして多くの決断に追われる日々です。私たちは時間を有効に使うことを求められ、効率的に行動しようと努力していますが、時にはその忙しさが私たちのコミュニケーションの仕方に影響を与えることもあります。様々なタスクをこなす中で、チームメンバーに、次に何をすべきかを的確に最短距離で伝えようとするあまり、指示命令をしてしまい、かつ、その行動を行うべき理由や背景を省略してしまうことが往々にして起こります。...

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90 セールスで感情的にならないために! show art 90 セールスで感情的にならないために!

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セールスの皆様、日々のストレスを感じることが多いと思います。皆様には、どのようなストレスがありますか?...

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89 AI時代の心が繋がるプレゼンテーション show art 89 AI時代の心が繋がるプレゼンテーション

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私たちがAIを活用することで、プレゼンテーションをより効率的に作成できる時代になりました。AIは膨大な情報からデータを集め、短時間で魅力的なスライドを作ることができます。これは非常に便利なツールです。...

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88 リーダーシップの春夏秋冬 show art 88 リーダーシップの春夏秋冬

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皆さん、新入社員のころ、お仕事を始めたばかりの頃を思い出してみてください。最初のうちは、上司をよく観察しますよね。「今日はどんな様子かな? 今話しかけて大丈夫かな?」なんて、細かいところまで気になります。上司の良いところも悪いところも目に入り、つい同僚とその話をすることもあったと思います。...

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87 どんなタイプのお客様からも好かれる方法 show art 87 どんなタイプのお客様からも好かれる方法

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類は友を呼ぶという言葉のとおり、私たちは、なんだか波長が合うと感じる方といると心地が良いですし、そのような方々が自然と周りにあつまってくるものです。そのような波長が合う人同士は自然と仲良くなります。お互いの状況や境遇が似ていたり、共感点が多かったり、お互いが無理することなく心地よく過ごすことができるものです。...

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86 聴き手の目が覚める話し方のススメ 2 show art 86 聴き手の目が覚める話し方のススメ 2

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86 聴き手の目が覚める話し方のススメ 2 前回のポッドキャストでは、朝の早い時間や食後などのプレゼンやミーティングの際に聴き手を惹きつけ、聴き手が眠くならない話し方、聴き手の巻き込み方をお話ししました。 今回は、プレゼンに内容を盛り込みすぎて、時間内に終わらない!全てカバーすることができない!そんな時のプロフェッショナルな対応、質疑応答までを含めたスマートなプレゼンについてお話しします。 ...

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セールスパーソンの皆様、良いプロポーザルを作成してお客様の購買の意思決定のサポートをしたいと思っていらっしゃると思います。今日はセールスプロポーザルについてセールスパーソンとして成功を修めたデール・カーネギーから、現代に生きる私たちへのメッセージをお届けしたいと思います。

 

エピソード63でビジネスパーソンがお客様に質問をしてワクワクさせる方法についてお話しました。私たち、セールスパーソンがお客様に適切な質問をしたことで、お客様が欲しいものが明らかになり、お客様は自分自身で欲しいサービスのプロポーザルを頭の中で作成した状態になりました。

そこで、次の段階では、セールスパーソンとしては、彼らの頭の中にある彼らが描いた理想の姿、プロポーザルを形にしてお見せします。

デール・カーネギーはお客様に提案をするときは「段階的に」と言っています。言い換えるとお客様と共に提案内容を「創っていく」ということです。人間誰でも「私たちがお勧めする提案はこれです!」と完成形を見せられるのは押し付けられた感があり、プッシュバックをしたくなるものです。お客様との対話の中でお客様が描いた希望や夢を、段階的に合意形成を得ながら形にしていくことが有効なのです。そうすることで、お客様に、「自分達も共に商品を創り出した!」「これこそまさに、自分達のためのソリューションである!」ということを感じて頂きやすいのです。

デール・カーネギーからのメッセージは、プロポーザルはお客様の感情を引き出すものでなければならない。人々は感情に訴えら得る事で、動かされるものです。プロポーザルであったとしても、お客様の感情を刺激するべきものである。ということを心に留めておいていただきたいと思います。

 

さて、プロポーザルでお客様の感情を刺激し、感動を呼び起こすにはどうしたら良いでしょうか。

後半で詳しくみていきましょう。

 プロポーザルで感情に訴えるには、どうすれば良いでしょうか。

例えば、一つには、過去のお客様の成功事例のエピソードを盛り込むことができます。実際の課題をどのように克服し、成功に導いたのかを語る事で、お客様はストーリーに共感し、その成功が自分にも当てはまった状態を脳内再生し、感情レベルで高揚するのです。まさに、デール・カーネギーの原則「その考えを自分のものと思わせる」を実践することがお客様が感情レベルで私たちにエンゲージできると言えるのではないでしょうか。また、お客様が私たちのソリューションを購入した場合、お客様が社会に与えるメリットなどをドラマチックに演出を考えて表現することも有効です。

そのためにも、お客様に沢山質問をし、お客様の価値観を知り、自分達のソリューションでお客様の課題解決のお役に立てるかどうかを知っておく必要があるのです。弊社ではプロポーザルをディスカッションドラフトと呼んでおります。こちらから企画を提案するのではく、あくまでもお客様の欲しいソリューションについてディスカッションをするための材料であり、この内容をクライアントと一緒に語り形にしていく。共創するためのドラフトと認識しております。自分達が提案するソリューションはお客様が脳内に描いた夢や希望と一致しているのか。ということを意識するはとても大切なのです。

そして、お客様はビジネスパートナーです。ウィンウィンな関係を築くことが大前提です。セールスとしてそのビジネスパートナーの成功にコミットできる場合は、正当なご投資額をしっかりと提示し、自信を持ってフィーを頂戴しましょう。ビジネスパートナーは自分達が受け取るソリューションにしっかりとバリューを感じたいものなのです。そして、ビジネスパートナーは、しっかりと対価を払える企業の体力、器があること、ビジネスパートナーとしてお互いがウィンウィンになる必要があるということを認め合える存在であってほしいと思います。

デール・カーネギーは、プロポーザルはできる限り直接お目にかかりミーティングを持ち、一緒にレビューをしましょう。と言っています。オンラインの場合は、お互いにカメラをオンにして、表情が分かる安心安全な環境をつくりましょう。ミーティングの際に疑問や、懸念をしっかりとお聴きしながら、お互いに提案内容をブラッシュアップする用意があることを前提にディスカッションしましょう。メールでプロポーザルをお送りした場合、書面で一度出た情報、相手の解釈はコントロールできないので、注意が必要です。やむを得ずメールに添付する形でプロポーザルを提出する場合は、事前のヒアリング、信頼構築をしっかりと行い、プロポーザル提出後もお客様から彼らのフィードバックを頂けるようにコミュニケーションをとりながら、段階的にコミットメントを頂けるようにしていきましょう。

プロポーザルは詳細である必要がありますが、且つ、簡潔で明解である必要があります。自社製品に愛があればあるほど、あれもこれも盛り込みたくなるものですが、人間は短いメッセージの方が受け取り易く、記憶に定着しやすいものです。

プロポーザルでお客様の夢と希望を形にすることができ、目の前のお客様がほほ笑んだら、私たちセールスパーソンもワクワクしてきます!セールスパーソンのお仕事は、お客様と「共に」ワクワクを味わうことができる、楽しいお仕事なのです!

あるハッピーな経営者の方が、私におっしゃった言葉を紹介します。

「笑顔でいる事で得られるメリットは計り知れません!口角を上げると自分も相手もハッピーな気持ちになります。人を幸せな気分にできる人のところに人もお金も集まってきますよ。」

さあ、皆様、笑顔で、お客様にお会いしましょう!!お客様の笑顔にあなたが癒されることでしょう。皆様と一緒に笑顔で創ったプロポーザルはお客様の感情を刺激するものになることでしょう。