ビジネス達人の教え
リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...
info_outline 77 セールスの9原則 パート2ビジネス達人の教え
1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。 1)誠実な関心を寄せる ...
info_outline 76 セールスの9原則 パート1ビジネス達人の教え
1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...
info_outline #75話始める前に聴き手の心をつかむビジネス達人の教え
1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...
info_outline 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意ビジネス達人の教え
プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...
info_outline 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へビジネス達人の教え
セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...
info_outline 72 日本のプレ禅テーションビジネス達人の教え
年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか? 昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...
info_outline 71 自分で自分を「整える」ということビジネス達人の教え
71 自分で自分を「整える」ということ...
info_outline 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるためにビジネス達人の教え
皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...
info_outline 69 率先してリラックスするメリットビジネス達人の教え
年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...
info_outline皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。
2024年、皆様はどのようなビジョンをお持ちでしょうか。ビジョンという大げさなものでなくても良いです。1年後の年末年始、皆様はどのような場所で何をして、どんな気持ちでいらっしゃるでしょうか?
最近感じている事ではありますが、年々、達成したこと、所有した物ではなく、目に見えない心の充足感や、何を持っていなくてもそのままの自分という存在そのものを認められるようになりたい。という方々が増えてきていると感じます。そして、来年はそのような価値観がさらに一般的になっていくのではないかな。と感じております。
自分を認めるという点で、今年ご相談が多かったのは、私、自分に厳しくて、逆にチームメンバーには甘くしてしまうのです。またはその反対に、、、自分に厳しいから他者にも厳しくしてしまう。というようなご相談でした。
どちらのケースも「自分に厳しい」「知らないうちに自分責めをしている」故に、他者に遠慮してしまう。または自分に厳しいが故に他者にも同じことを求めてしまうので、他者に厳しくしてしまう。ということです。
他者に遠慮してしまったり、強く出てしまうのは、なぜでしょうか。。。それは、誰かから認められたい気持ちが見え隠れしているからということなのです。ここで考えていきたいのは、突き詰めると、、、私たちは皆、誰かから認められたいという生き物なのです。そして、誰かから認められたい私たちが、本当に認めてほしい人は誰でしょうか。
お気付きの方も多いと思いますが、我々は、自分が自分で良かったと思いたい。自分と良いお友達でいたいのです。つまり自分から認められたいのです。
デール・カーネギーは「人を動かす」という書籍を書きました。この本の英語の原題、日本語の直訳は「友達を得て影響を与える方法」となります。私たちは唯一、無二の生涯の友、「自分」の事をしっかり認めてあげることができてますでしょうか。
自分を認める方法ですが、様々な方法があります。一緒に考えていきましょう。
その一つには、自分で自分の良いところをあげてみることです。というと、なんだか恥ずかしい気持ちになる方が多いかもしれませんが、誰にも公表しなくていいので、誰も知らない自分の様々な部分をまるごと認めてみましょう。
自分の良いところを探すのが難しいという方は、今年自分に起こった感謝できる出来事を書き出してみましょう。何でもいいです。間に合わない!と思った電車に奇跡的に間に合った!とか、バス停に立ったらすぐにバスが来た。とか、小さいことでも良いです。同僚の笑顔が見れていい気分になったとか。。。
自分に起こった感謝できる事なら、そんなに恥ずかしくなく挙げられるのではないでしょうか。
次に、他者の良いところ、他者に感謝できることを書いてみましょう。可能ならおかげ様メッセージや感謝メッセージ、その方の良い点を伝えてみましょう。
誰かを応援することも良いでしょう。
誰かに感謝の言葉や応援メッセージを伝えると、良い効果があります。それは、自分が発した言葉を自分の耳も聴いています!脳は主語や時制を理解しないので、他者に言っている良いことは自分への誉め言葉として潜在意識は捉えます。
そうすると、良いことを思い出したり、見つけたりする脳の回路が活性化し、どんどん、小さな幸せに気づけるようになっていきます。そして、その頃には自分の良い点もどんどん書きたくなるかもしれません。
自分が今いる場所で、どこに行かずとも、幸せを見つけることができるようになってきたら、自分攻めが少しは減り、大丈夫。きっと何とかなる。意外とこのままでもいいのでは?と思えるようになってきます。そうすると、他の人にも極端に遠慮したり、強く出たりする自分が姿を消し、そのままの自分で相手に頼ったり、頼られたりというプラスとマイナスがうまく補い合える関係性が育っていきます。持っている力を出し合って仲間で最大のパフォーマンスを発揮できるというのは結局、自分のためになります。自信になります!
ですから皆さん、年末年始は我々皆への「感謝祭」を行いましょう。そうすれば、自分で自分を認めて、自分という生涯にわたる最高の友を手に入れる事ができます!