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72 日本のプレ禅テーション

ビジネス達人の教え

Release Date: 01/23/2024

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

ビジネス達人の教え

1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

ビジネス達人の教え

 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。

印象に残ったスピーチはありましたか?

そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか? 

昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。

彼は「日本人は行間を読むことができるので、あえて短い言葉でお話をし、その言葉の余白の余韻を味わうということができますし、日本語自体が擬音語や擬態語を用いて少ない言葉で多くを伝える事ができる言語でもあると思います。」とおっしゃいました。 

プレゼンに限ったことではないですが、短い言葉で厳選したメッセージを伝えることで、聴き手の持ち帰りが多くなる。と言われています。

プレゼントレーニングのご相談でも、「なるべく短くまとめて伝える方法を学びたい」というお問い合わせがとても多いです。

短い言葉にまとめるというのは、断捨離に似ています。本当に、本当に、大切な言葉のみを厳選し、それ以外はそぎ落として、敢えて多くを説明しなくても、状況が浮かぶよう、短い表現を用いるというのは、よほど意識しないと難しいですが、厳選し残した言葉は力強く、際立ち、心に残る。それは、そつなく流れるように話すよりも強い印象を残します。その言葉で心が震え、鳥肌が立つのです。  

 

当然ですが、上手なお話しでも、多くを伝えると、聴き手は何が重要かわからず、結局何も覚えていないという事は多く起こります。話す方も聞くほうも長い時間を費やしたにもかかわらず、聴き手が持ち帰りもなく心のモヤモヤだけを持ち帰ることになったら、お互いに「骨折り損のくたびれ設け」です。

プレゼンの目的は何でしょうか。相手にプレゼントを渡す。が語源になっているという事は以前もお伝えした通りです。せっかくお話するのですから、聴き手にはしっかりとメッセージを伝え、何かお持ち帰りいただきたいですよね。

短い言葉がより強い印象を残し、聴き手の心に好印象を届けるという事に加え、話す際の落ち着いた表情や態度、聴き手との繋がり、一体感というノンバーバルな部分からは言葉以上に多くの事を伝えています。間を効果的に使い、ゆっくり話すことで、聴き手に味わう時間がもたらされます。

弾丸のように話し、弁が立つ。と思われるよりも、ゆっくりと話し、多くを語らなくても、好感を持たれ、人々から支持をされ、この方の影響力は素晴らしい!と自然に思ってもらえるようになるのです。

セールスの方もそうです。話すの苦手なんですよ。。。とおっしゃるセールスパーソンこそ、売れているという事は往々にしてあります。お客様から「饒舌な隙がないセールスパーソン」と思われて徳をすることはあまりないように思います。その理由は皆様もなんとなく感じるところがあるのではないでしょうか。

冒頭でご紹介した、フランス人のJさんは日本語でも英語でも、いつも一生懸命に真心で言葉を選び、ゆっくり、そして短い言葉で話してくれます。だまってゆっくり考えている時も、そこには豊な心地よさが流れます。だからこそ私にとってはJさんからのメッセージは時間が経っても心に刺さり続けているのだと思いました。

ですから皆さん、厳選した言葉を真心で紡ぎましょう。そうすれば、聴き手は受け取った宝物をいつまでも大切にもち続けてくれます。