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100 生徒の準備が整った時、師が現れる

ビジネス達人の教え

Release Date: 03/23/2025

116 カメラの向こうの“人”に想いを届ける show art 116 カメラの向こうの“人”に想いを届ける

ビジネス達人の教え

ハイブリッド型プレゼンは到達範囲を広げますが、注意が分散しやすく、温度感が下がりがちです。会場は盛り上がるのにオンラインは受け身——その瞬間、影響力も意思決定の速度も落ちます。ここでは、デール・カーネギーの原則に基づき、カメラにも会場にも“同時に届く”実践設計をお伝えします。 なぜハイブリッドは難しく感じるのか?...

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115 笑顔のご褒美が世界をめぐる! show art 115 笑顔のご褒美が世界をめぐる!

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会議や商談で空気が固いとき、多くのマネジャーは「真顔で臨む」ことを選びます。ところが、その緊張感が相手の防御を高め、話が前に進みにくくなることも。日本の高コンテクスト環境では、穏やかな笑顔こそが心理的安全性の合図です。ここでは、デール・カーネギーの原則に基づいて「笑顔」をリーダーシップの実務に落とし込む方法を解説します。 Q:なぜ、厳しい話でも「笑顔」が成果を動かすのか?...

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114 満足しているお客様にこそ、マネージャー同行を! show art 114 満足しているお客様にこそ、マネージャー同行を!

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「新規開拓に時間を取られ、難航案件の火消しで1日が終わる」。それでも数字は伸び悩む——もし、今の優先順位を少し入れ替えるだけで、紹介が連鎖し、商談の質も量も上がるとしたら?営業研修のグローバルリーダーであるデール・カーネギーの原則に基づき、満足しているお客様へマネージャーがあえて“同行”することで生まれる好循環の作り方を解説します。 なぜ「満足顧客への同行」が今すぐ必要?...

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113 「オンラインでのプレゼンスを上げる!」 show art 113 「オンラインでのプレゼンスを上げる!」

ビジネス達人の教え

「オンラインだと笑顔が出ない」「反応が薄い」——多くの日本企業や外資系企業のミーティングで起きている“伝わらない問題”。営業研修のグローバルリーダーであるデール・カーネギーの原則に基づき、画面越しでも信頼と熱量が届く、実務直結の手順をまとめました。 Q1. なぜオンラインだと笑顔が出づらく、表情が硬くなるのか?...

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112 仕事中にくつろぐことを学ぶ show art 112 仕事中にくつろぐことを学ぶ

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止まったらすべてが崩れるのではないか」――多くのリーダーが抱える不安です。ですが、営業研修のグローバルリーダーであるデール・カーネギーの原則では、立ち止まり休息を取ることこそがリーダーの責任だと示されています。 なぜ休むことに罪悪感を覚えるのか?...

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111 クライアントの予算の壁を越えるセールスの極意 show art 111 クライアントの予算の壁を越えるセールスの極意

ビジネス達人の教え

今日のテーマは「予算が厳しい」と言われたとき、営業としてどう行動すればよいか、その極意をお伝えします。 Q1: なぜ「予算が厳しい」と言われるのか? 営業をしていると必ず耳にする断り文句の一つが「予算がない」という言葉です。 実際に予算が足りない場合もありますが、多くの場合、その裏には「優先順位」や「本当に解決したい課題」が隠されています。...

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110 共感と納得で結論が届くストーリーテリング show art 110 共感と納得で結論が届くストーリーテリング

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私たちがクライアント企業からトレーニングのご相談を受ける際に、よく話題にのぼる課題の一つが、「同僚・上司・部下など、社内の関係者に対して説得力をもって話すにはどうすればいいのか?」というテーマです。...

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109 「今」に集中することが最強のタイムマネジメント show art 109 「今」に集中することが最強のタイムマネジメント

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「まず第一に、今この瞬間に集中することです」そう語るのは、歴史に名を刻むテニスプレイヤー、ノバク・ジョコビッチ選手です。 グランドスラムで歴代最多の24回の優勝を果たした彼でさえ、「言うのは簡単でも、実践するのは難しい」と語ります。 ...

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108 勇気ひとつで開く、休眠顧客との再会の扉 show art 108 勇気ひとつで開く、休眠顧客との再会の扉

ビジネス達人の教え

 新しいクライアントとの出会いは、未来を切り拓く大きな可能性を秘めています。 一方で、かつてのクライアントと再び向き合うことも、同じように価値のある、大切な活動です。 しかし現実には、セールスパーソンとして、休眠顧客へのアプローチに躊躇してしまう方もいらっしゃるかもしれません。 「久しぶりに連絡して嫌がられないだろうか」——そんな心理的なハードルを感じるのも無理はありません。...

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107 伝え方の多様性が、聞き手との距離を縮める show art 107 伝え方の多様性が、聞き手との距離を縮める

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プレゼンテーションをしていて、「あれ、いま自分の話、ちょっと単調だったかな」と感じたことはありませんか? あるいは、しっかり準備して話しているはずなのに、聴衆の反応が今ひとつ…と感じる場面。実はそれ、内容の問題ではなく、「伝え方」に変化がないことが原因かもしれません。...

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100 生徒の準備が整った時、師が現れる

私たちは皆、人生を通じてリーダーシップの教訓に触れていますが、多くの場合、それに気づかずに過ごしています。

子供の頃は、リーダーシップを意識することはほとんどなく、世界のすべては自転車で行動できる範囲の中。親分肌の子が仲間の子供たちを従わせているような光景が目に浮かぶ方も多いかもしれません。あるいは、両親や祖父母の影響を受けながら、本当の優しさや強さ、愛とは何かを学ぶ機会があったにもかかわらず、そうした出来事を深く意識することなく何気ない日常として素通りしてきました。という方も多いと思います。しかし今振り返ると、日常の中にちりばめられた数々の出来事こそが、自己の価値観を形作る貴重な気づきや学びに満ち溢れていたことに気づきます。

今、社会人になって私たちは世界から集まる異なる価値観を持った人々と共に社会を創っていくフェーズに入っています。リーダーシップトレーニングプログラムを持っているような企業に勤めることができ、リーダーシップについて学び考える機会を持てる方は一握りでとても恵まれている方々です。私たちの多くは、自力でロールモデルに自分を照らし合わせ、日々の難題を解決しつづけています。私たちはおそらく、無意識に周囲からの影響を寄せ集め、いくつかのリーダーとしての仮定を心に植え付けてきました。長く懸命に働く中で、私たちは少しずつ経験を積み、より大きな責任を引き受けるようになります。やがて、プロジェクトやチームを率いる立場となり、リーダーシップの本質に気づき始めます。その瞬間、私たちは初めて、リーダーシップとは想像していた以上に奥深く、多面的なものであることを実感するのです。

そして、ここで、大きな分かれ道に差しかかります。

あるリーダーは試行錯誤を重ねながら自分なりに進もうとし、すべてを自力で解決しようとするリーダーです。もう一方のリーダーは自ら学びの機会に気づき得て自身を拡大し続けていきます。そして謙虚に人に相談し、悩みを打ち明けたり、オープンにできるので逆に沢山の気づきや学びを融合することができ、人から信頼が集まってくるサイクルが作れているリーダーです。

リーダーシップは、一人で抱え込むものでもなく、周りの力やリソースに感謝し、柔軟に世界と調和していくことです。たとえ、企業がトレーニングを提供してくれなくても、私たちは日々沢山の気づきを得て学ぶことができます。計画を立て、チームとコミュニケーションを取り、ミスを乗り越え、権限を委譲し、決断を下し、部下を育てる—このような力は、日々の経験や周囲の方々の姿から学び、意識的に学びを日常に取り入れることで、より確かなものにしていけるのです。学ぶ準備が整っていれば、目の前の出来事は全て学びや気づきを与えてくれるメッセージとなり、私達は日々自分をアップデートできるようになるものです。

逆に、自ら学びたいという準備が整っていなかったとしたら、幸運にも企業がトレーニングプログラムを提供してくれたとしても、せっかくの学びを活かせないままにしてしまうでしょう。しかし、どこかのタイミングで準備が整えば、過去に蒔いた学びの種が芽を出すこともあります。そのとき、嬉しさで目を細めるような表情を見せる方を何度も目にしてまいりました。それぞれのタイミングがあることも、合わせてお伝えしておきたいと思います。

学びとは、学びの顔をして現れるとは限らない——学ぶ準備が整った時に、偶然起こったような事象から大きな気づきを得ることができるのです。そして、その気づきによって自分自身を見つめ直し、成長機会に恵まれていることに感謝の気持ちを持った時に、学びが完了し次の次元に進めることになるのだと思います。

師とは、特定の誰かに限られるものではありません。大切なのは、私たち自身が「学びの準備」を整えておくこと。心を開き、学びに対して敏感であれば、世界は私たちにとっての教師で溢れています。それこそが準備が整った人に見える世界なのです!