ビジネス達人の教え
私たちがクライアント企業からトレーニングのご相談を受ける際に、よく話題にのぼる課題の一つが、「同僚・上司・部下など、社内の関係者に対して説得力をもって話すにはどうすればいいのか?」というテーマです。...
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「まず第一に、今この瞬間に集中することです」そう語るのは、歴史に名を刻むテニスプレイヤー、ノバク・ジョコビッチ選手です。 グランドスラムで歴代最多の24回の優勝を果たした彼でさえ、「言うのは簡単でも、実践するのは難しい」と語ります。 ...
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新しいクライアントとの出会いは、未来を切り拓く大きな可能性を秘めています。 一方で、かつてのクライアントと再び向き合うことも、同じように価値のある、大切な活動です。 しかし現実には、セールスパーソンとして、休眠顧客へのアプローチに躊躇してしまう方もいらっしゃるかもしれません。 「久しぶりに連絡して嫌がられないだろうか」——そんな心理的なハードルを感じるのも無理はありません。...
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プレゼンテーションをしていて、「あれ、いま自分の話、ちょっと単調だったかな」と感じたことはありませんか? あるいは、しっかり準備して話しているはずなのに、聴衆の反応が今ひとつ…と感じる場面。実はそれ、内容の問題ではなく、「伝え方」に変化がないことが原因かもしれません。...
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クライアントの方々とお話ししていると、特に経営者や人事の方から、こんなご相談をよくいただきます。 「あるリーダーが高圧的で、その人がいるとメンバーが発言や挑戦ができないんです。本人にも伝えたけど、改善が見られなくて…」 ああ、そういうリーダー、うちの組織にも思い当たるかも。そう感じた方もいらっしゃるかもしれません。...
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近年、ビジネスの現場では「目に見えないもの」を感じ取る力が、ますます重要になってきています。 たとえば、“信頼”という言葉を思い浮かべてください。それは目に見えるものではありません。しかし信頼なくしては、どんなに優れた商品も、どれほど魅力的な提案も、前に進むことはできません。 価格やスペックよりも「この人と仕事がしたい」と思われること。それが契約のきっかけになることもあります。 ...
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先日、あるピッチコンテストで数々のプレゼンをお聴きしました。 登壇された皆さんは、自社の取り組みについて情熱的に語られており、「伝えたい想い」が明確にあることがひしひしと伝わってきました。コンテストだけあってそのエネルギーには心を動かされるものがありました。 懇親会でピッチをされた方々に沢山練習されたんですか?とお聴きすると、こんな声がかえってきました。 ...
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リーダーシップには、知識や技術の集合体を超えた「生き方」が反映されます。人を導くとは、明確な指示を出すことだけではなく、一人ひとりの中に眠る可能性を目覚めさせること。そして、それぞれの強みが共鳴し合う場を育むことです。...
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お客様とお話していて、「今日はうまく話せていなかった」と感じたことはありませんか? 私たちは真剣にそして丁寧に話しているつもりでも、お客様の感触が今一つだった──と感じることもあると思います。...
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先日、トレーナーサーティフィケーション試験を受けた際のことです。私たちが受講者にトレーニングを行っているところを、イギリスから来たカーネギーマスターのトレーナーが後ろから見学し、採点しました。その際、私たちは日本語でトレーニングを行い、通訳がついていましたが、通訳がない場面でも、カーネギーマスターは私たちのトレーニングの流れをしっかりと把握し、適格なフィードバックをくれました。...
info_outline 新しいクライアントとの出会いは、未来を切り拓く大きな可能性を秘めています。
一方で、かつてのクライアントと再び向き合うことも、同じように価値のある、大切な活動です。
しかし現実には、セールスパーソンとして、休眠顧客へのアプローチに躊躇してしまう方もいらっしゃるかもしれません。
「久しぶりに連絡して嫌がられないだろうか」——そんな心理的なハードルを感じるのも無理はありません。
クライアントとの距離が生まれた背景には、先方の方針転換や担当者の異動、社会的な事情、あるいは我々側の至らぬ点など、さまざまな要因があるものです。
私たちは日々変化しています。サービスの質、提案の内容、そして私たち自身も成長を続けています。
かつて必要とされなかった提案や、以前はご満足いただけなかったソリューションも、今の状況においてはクライアントにぴったり寄り添えるかもしれません。
そして今の自分であれば、よりよいサービスを自信を持ってお届けできる、そんなタイミングが来ているかもしれません。
実際、私自身も過去のクライアントから長い時間を経て再びご連絡をいただき、7年ぶりに新たな商談へとつながった経験があります。
また、クライアントが転職先からご連絡をくださるという、心温まる再会も数多くありました。
今月もそのような一本のお電話から、自然と笑顔になるひとときを過ごしました。
こうした出来事は、時間を越えて信頼が生き続けていた証です。
そして、先方からのご連絡を待つだけでなく、私たちから一歩を踏み出すことも同じくらい価値のあることです。
私は、過去のクライアントに勇気を出して連絡し、オフィスにお伺いした際、その方があれから、3年の時を経て少しずつ周りに心を開き、これまでと違う自分に向き合い、周りに自分の新しい一面を見せてみるということに取り組んでいるというお話を伺いしました。その挑戦をお聴きして、思わず涙がこぼれました。
その経験は、再びビジネスに繋がらなくても、過去のクライアントの努力や変化、成功を祝福できたこと自体が、私たちサービス提供者にとっての大きな報酬であり、次への原動力になりました。
その祝福が巡り、感謝の循環が生まれれば、それはやがてセールスという仕事そのものの価値を変えていきます。
セールスの仕事は、単なる取引ではなく、「クライアント=推し」として、愛と情熱を注ぐ“推し活”のような喜びに満ちた営みとなり、そのようなマインドでクライアントに接するセールスパーソンは無敵の存在になります。
文字通り敵を作らず、愛されながら成果がついてくる、そんな理想的な在り方に近づけるのです。
皆さまも、過去のご縁に、こちらから勇気を出して再び連絡を取ることで、心から感謝されることはあるのではないでしょうか。
「連絡してくれてありがとう」「その後おかげ様で快適に過ごしています!」——そんな言葉をいただけたときの喜びは、セールスに携わる者にとってかけがえのない瞬間です。
ご縁を温め直すことは、未来を照らす行動です。
再び関係を結び直すことは、単なる取引の再開ではなく、信頼の再構築であり、未来への新たなスタートラインに立つことでもあります。
ですから皆さん、勇気を出して、休眠顧客との再会の扉をそっと開いてみましょう。
そうすれば、かつて植えた信頼の種が、人知れず花を咲かせているのを見つけ、祝福することができます。
優れた人になるには
ビジネス達人の教えは、毎週第2火曜日に3つの連動したコンテンツ:リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション・スキルを配信します。
3つの重要なスキル
ビジネスで成功するためには、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション・スキルの3つの分野すべてで優れている必要があります。リーダーは自分のアイデアを売り込み、優れたプレゼン能力を発揮しなければなりません。営業担当者は、顧客をリードし、ソリューションをプレゼンテーションすることに長けていなければなりません。
優れている」ことの必要性
優れた人とはどういう人でしょうか?それは、ただ単に優秀なだけでなく、より高い段階にいて、さらに強みを持っている人です。私たちは競争の激しい世界で生き残っていかなければなりません。そのためには、ライバルや競合より優位な状況をつくり出す必要があります。
優れた人になる近道
自分自身で試行錯誤しながら学ぶこともできますが、それには多くの労力と時間がかかります。専門家から学べば、独学よりはるかに早く、時代の流れの変化に沿った内容を吸収することができます。
ソフト・スキル・トレーニングの専門組織
デール・カーネギーは、1912年に設立された世界最大級のソフト・スキル・トレーニング会社です。過去100年以上のビジネスの歴史の中で、世界が急速な変化と進歩のサイクルを経験してきた中、デール・カーネギーはクライアントのみなさまから、ニーズや課題に関するフィードバックを直接受け取ることにより、常にビジネスの最先端を走っています。
ウェブサイト
コースのスケジュールの確認やeブックのダウンロードはこちらから。www.dale-carnegie.co.jp
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マルチタスクをしながら、音声を聴くことが好きな方のために、2つのビジネス・ポッドキャストを配信しています: 「ビジネス達人の教え」は2週間ごとの火曜日、「ビジネスプロポッドキャスト」は2週間ごとの木曜日に配信されます。