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109 「今」に集中することが最強のタイムマネジメント

ビジネス達人の教え

Release Date: 08/04/2025

116 カメラの向こうの“人”に想いを届ける show art 116 カメラの向こうの“人”に想いを届ける

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ハイブリッド型プレゼンは到達範囲を広げますが、注意が分散しやすく、温度感が下がりがちです。会場は盛り上がるのにオンラインは受け身——その瞬間、影響力も意思決定の速度も落ちます。ここでは、デール・カーネギーの原則に基づき、カメラにも会場にも“同時に届く”実践設計をお伝えします。 なぜハイブリッドは難しく感じるのか?...

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115 笑顔のご褒美が世界をめぐる! show art 115 笑顔のご褒美が世界をめぐる!

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会議や商談で空気が固いとき、多くのマネジャーは「真顔で臨む」ことを選びます。ところが、その緊張感が相手の防御を高め、話が前に進みにくくなることも。日本の高コンテクスト環境では、穏やかな笑顔こそが心理的安全性の合図です。ここでは、デール・カーネギーの原則に基づいて「笑顔」をリーダーシップの実務に落とし込む方法を解説します。 Q:なぜ、厳しい話でも「笑顔」が成果を動かすのか?...

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114 満足しているお客様にこそ、マネージャー同行を! show art 114 満足しているお客様にこそ、マネージャー同行を!

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「新規開拓に時間を取られ、難航案件の火消しで1日が終わる」。それでも数字は伸び悩む——もし、今の優先順位を少し入れ替えるだけで、紹介が連鎖し、商談の質も量も上がるとしたら?営業研修のグローバルリーダーであるデール・カーネギーの原則に基づき、満足しているお客様へマネージャーがあえて“同行”することで生まれる好循環の作り方を解説します。 なぜ「満足顧客への同行」が今すぐ必要?...

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113 「オンラインでのプレゼンスを上げる!」 show art 113 「オンラインでのプレゼンスを上げる!」

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「オンラインだと笑顔が出ない」「反応が薄い」——多くの日本企業や外資系企業のミーティングで起きている“伝わらない問題”。営業研修のグローバルリーダーであるデール・カーネギーの原則に基づき、画面越しでも信頼と熱量が届く、実務直結の手順をまとめました。 Q1. なぜオンラインだと笑顔が出づらく、表情が硬くなるのか?...

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112 仕事中にくつろぐことを学ぶ show art 112 仕事中にくつろぐことを学ぶ

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止まったらすべてが崩れるのではないか」――多くのリーダーが抱える不安です。ですが、営業研修のグローバルリーダーであるデール・カーネギーの原則では、立ち止まり休息を取ることこそがリーダーの責任だと示されています。 なぜ休むことに罪悪感を覚えるのか?...

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111 クライアントの予算の壁を越えるセールスの極意 show art 111 クライアントの予算の壁を越えるセールスの極意

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今日のテーマは「予算が厳しい」と言われたとき、営業としてどう行動すればよいか、その極意をお伝えします。 Q1: なぜ「予算が厳しい」と言われるのか? 営業をしていると必ず耳にする断り文句の一つが「予算がない」という言葉です。 実際に予算が足りない場合もありますが、多くの場合、その裏には「優先順位」や「本当に解決したい課題」が隠されています。...

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110 共感と納得で結論が届くストーリーテリング show art 110 共感と納得で結論が届くストーリーテリング

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私たちがクライアント企業からトレーニングのご相談を受ける際に、よく話題にのぼる課題の一つが、「同僚・上司・部下など、社内の関係者に対して説得力をもって話すにはどうすればいいのか?」というテーマです。...

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109 「今」に集中することが最強のタイムマネジメント show art 109 「今」に集中することが最強のタイムマネジメント

ビジネス達人の教え

「まず第一に、今この瞬間に集中することです」そう語るのは、歴史に名を刻むテニスプレイヤー、ノバク・ジョコビッチ選手です。 グランドスラムで歴代最多の24回の優勝を果たした彼でさえ、「言うのは簡単でも、実践するのは難しい」と語ります。 ...

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108 勇気ひとつで開く、休眠顧客との再会の扉 show art 108 勇気ひとつで開く、休眠顧客との再会の扉

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 新しいクライアントとの出会いは、未来を切り拓く大きな可能性を秘めています。 一方で、かつてのクライアントと再び向き合うことも、同じように価値のある、大切な活動です。 しかし現実には、セールスパーソンとして、休眠顧客へのアプローチに躊躇してしまう方もいらっしゃるかもしれません。 「久しぶりに連絡して嫌がられないだろうか」——そんな心理的なハードルを感じるのも無理はありません。...

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107 伝え方の多様性が、聞き手との距離を縮める show art 107 伝え方の多様性が、聞き手との距離を縮める

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プレゼンテーションをしていて、「あれ、いま自分の話、ちょっと単調だったかな」と感じたことはありませんか? あるいは、しっかり準備して話しているはずなのに、聴衆の反応が今ひとつ…と感じる場面。実はそれ、内容の問題ではなく、「伝え方」に変化がないことが原因かもしれません。...

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「まず第一に、今この瞬間に集中することです」そう語るのは、歴史に名を刻むテニスプレイヤー、ノバク・ジョコビッチ選手です。 グランドスラムで歴代最多の24回の優勝を果たした彼でさえ、「言うのは簡単でも、実践するのは難しい」と語ります。

これまでの失敗や、まだ起きてもいない未来の不安に心を奪われてしまうと、「たった今、この瞬間」に意識を集中することがいかに難しいかを、私たちも日々感じているのではないでしょうか。 今に集中、つまりゾーンに入ると私たちは思いもよらない力を発揮します。過去や未来にとらわれず心と身体と魂が一体となり、三つ巴の力が絶妙に寄りあわせられるのです。

 デール・カーネギーもこう語っています。❝ 今日という1日の区切りで生きよ ❞1日という「密閉された部屋」の中に心を置くことで、私たちは過去への後悔や未来への不安から自分を守り、目の前の一歩に意識を向けることができるのです。まさに、「今に集中すること」について語る言葉です。

リーダーの皆さんにとって、日々の業務はとても多彩です。 電話やメッセージへの対応、打ち合わせや会議、プロジェクトに関する相談など、人とのつながりの中で時間が進んでいきます。 さらに合間には、メールやSNSにも意識が向かうこともあるでしょう。このような環境では、「今この瞬間」に意識を向けること自体が難しいと感じるのも当然です。 しかし、「今に集中する力」は、生まれ持った資質だけではなく、トレーニングによって育てられるスキルです。

その第一歩が、「一日の計画を立てること」。 リーダーシップ研修などで「今日の予定を書き出していますか?優先順位をつけていますか?」と聞くと、中には「その日の優先順位をつけたとしても朝にメールチェックをしたら緊急案件が目に飛び込んできて、結局予定どおりにいかない。スケジュールを細かく決めても結局お客様や上司や部下からの依頼や相談で計画通りにいかないんです。」とおっしゃる方々も多くいらっしゃいます。 しかし実は「変化を前提にした計画」こそが、“今この瞬間”に最善を尽くすために必要な柔軟性を養うための土台になるのです。

そこでおすすめしたいのが、アナログな「鉛筆」。 いまではフリクションペンでも構いません。優先順位が変わったら、軽く消して書き直せば良いのです。完璧な計画を立てようとするのではなく、「今日は何に集中したいか」を整理をすると、気持ちがぐっと楽になり、意識も自然と“今”に向きます。 そして鉛筆を推奨するもう一つの理由は、スケジュール確認のつもりがスマホやパソコンでメールやSNSに気を取られ、意識が逸れてしまうことが少なくないからです。

大学時代、教授が見せてくれた1枚の漫画を、いまでもよく覚えています。 執筆に取りかかろうとする作家が、アイロンをかけたり掃除を始めたり、芝を刈ったりと、あらゆることを「優先」してしまう様子が描かれていました。これは決して他人事ではありません。

デール・カーネギーも ❝ 私たちは人生の大仕事を一度に成し遂げようとして失敗する。 代わりに、今日できること一つに集中せよ ❞ と言っています 私たちは、「本当に取り組みたいこと」ほど、完璧を求めるあまりに緊張や恐れを感じてしまい、つい後回しにしてしまうのです。でも、リーダーとして最も大切なのは、まさにその“本当に向き合うべきこと”に安心して取り組むこと。

リーダーが自分にしかできない価値ある仕事に時間を費やす事ができれば組織にとっても良い影響があります。 価値ある仕事に時間を費やすためには、集中力とエネルギーが必要であり、その時間は「意識して確保」しなければ、決して自然には生まれません。

そこで活用したいのが、「ブロックタイム」です。 あらかじめカレンダーに自分のための“集中タイム”を確保するのです。 これは誰かとの約束ではなく、“自分との約束”です。通知をオフにし、会議も入れず、1つのことにじっくり取り組むための静かな時間をつくりましょう。

最後に、ぜひ心に留めておきたいことがあります。 私たち全員に、1日に与えられている時間は等しく24時間。 それをどう使うかが、未来の結果をつくります。「今」という時間に集中し、無心になる。 つまり、ゾーンに入るということは、自分と誰かを比較することも、自分を疑うことも忘れ、 無我夢中で、ただ「今」に没頭することなのです。 リーダーの皆さん、慌ただしい日々の中だからこそ、意識して“今に集中”してみましょう。 そうすれば、気が付けば、かつて思い描いたビジョンの世界を、現実として生きている自分に出会うことができます。

 今日も「ビジネス達人の教え」をお聞き頂きありがとうございました。新たな気づきはありましたか?さて、次回のエピソードは、エピソード110です。次回のエピソードもぜひチェックしてみてください。それでは、次回の「ビジネス達人の教え」でお会いできる事を楽しみにしております。ありがとうございました!

優れた人になるには

ビジネス達人の教えは、毎週第2火曜日に3つの連動したコンテンツ:リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション・スキルを配信します。

3つの重要なスキル

ビジネスで成功するためには、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション・スキルの3つの分野すべてで優れている必要があります。リーダーは自分のアイデアを売り込み、優れたプレゼン能力を発揮しなければなりません。営業担当者は、顧客をリードし、ソリューションをプレゼンテーションすることに長けていなければなりません。

優れている」ことの必要性

優れた人とはどういう人でしょうか?それは、ただ単に優秀なだけでなく、より高い段階にいて、さらに強みを持っている人です。私たちは競争の激しい世界で生き残っていかなければなりません。そのためには、ライバルや競合より優位な状況をつくり出す必要があります。

優れた人になる近道

自分自身で試行錯誤しながら学ぶこともできますが、それには多くの労力と時間がかかります。専門家から学べば、独学よりはるかに早く、時代の流れの変化に沿った内容を吸収することができます。

ソフト・スキル・トレーニングの専門組織

デール・カーネギーは、1912年に設立された世界最大級のソフト・スキル・トレーニング会社です。過去100年以上のビジネスの歴史の中で、世界が急速な変化と進歩のサイクルを経験してきた中、デール・カーネギーはクライアントのみなさまから、ニーズや課題に関するフィードバックを直接受け取ることにより、常にビジネスの最先端を走っています。

ウェブサイト

コースのスケジュールの確認やeブックのダウンロードはこちらから。www.dale-carnegie.co.jp

ビジネス・ポッドキャスト

マルチタスクをしながら、音声を聴くことが好きな方のために、2つのビジネス・ポッドキャストを配信しています: 「ビジネス達人の教え」は2週間ごとの火曜日、「ビジネスプロポッドキャスト」は2週間ごとの木曜日に配信されます。