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14: 態度の設定が全ての始まり!

ビジネス達人の教え

Release Date: 01/18/2021

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

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 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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セールスパーソンの皆様、年初という事もあり、目標やゴールを意識し、プランニングをされていらっしゃることと思います。

 

昨年は特に、年初に立てたプラン通りに物事を運ぶ事が難しい一年だったかもしれません。そういう意味では「強い心」「柔軟な心」が求められるVUCA時代です。変化が激しく、先の事が予測不可能な毎日。変化と共に生きるという事が当たり前の時代になったと言えると思います。

 

先週、デール・カーネギー・トレーニングとの関わりが30年以上という、地球の反対側にいる私のマスタートレーナーのデービッドにメールをおくりました。「デール・カーネギーは今の世界をどう見ていると思いますか。」ときいてみました。翌日デービッドから「100年前のデール・カーネギー氏も同じような逆境を何度も乗り越えて、彼の原則が生まれたんです。そしてそれらの原則自体も様々な逆境に耐えて、100年変わらずに私達に勇気を与え続けてきています。」という貴重なメッセージが届きました。

 

デール・カーネギーはセールスの5つのドライバーのひとつに「態度のコントロール」を取り上げています。つまり、セールスパーソン、一人の人間としての「態度」をしっかりと保つという事がとても大切であるというのです。デール・カーネギーはセールスだけでなく、全てのパフォーマンス向上サイクルにおいてもこの「態度」をキーワードとして挙げています。

 

皆様も、数値的な目標や達成プランは作られていらっしゃる事と思います。このチャンネルをお聴きの皆様は、今年こそ、この目標を達成しよう!と意を新にされている方も多いと思います。ぜひこのタイミングで「態度」すなわち、確固たる自分のゆるぎない「信条」も今一度見直してみてはいかがでしょうか。

 

たとえば、10本のセールスコールのうち、1本が成約に結び付いたとしたら、事実としての見方は成約率10%です。

 

ポジティブな方は「9回断られるのは10回目のセールスの成功を保証するためだった!」と考えます。9回の「お断り」を感謝して受け入れ、10回目成功するまで高い意欲でお客様に接するのです。また、自責の念を持ち、回を追うごとに「この経験から何を学べるだろうか。」「違うやり方はできないだろうか?」という「態度」で成長と変化を遂げていくのです。最初の9回の失敗や困難においても、9通りの失敗の方法を学ぶために必要なプロセスだった!と全てのステップにポジティブな意味づけをしていくのです。

 

確かに、ビジネスや人生全般にとって、不況、競合相手、価格競争、トレンドや環境の変化など逆風が吹くこともあります。私自身も特にコンサルタントになりたての頃、心が折れそうになることも沢山ありました。そんな時、デール・カーネギーの書籍、セールス・アドバンテージを読み、何度も救われた事を思い出します。そして、感謝の気持ちを取り戻し「態度」を立て直すことができました。

以来、同じような悩みを持った同僚やクライアントには、私を救ったデール・カーネギーの心に火を灯す言葉を贈っています。そして、それぞれが、活力を取り戻し、力強く前に進んでいく姿を目の当たりにしました。後半では、逆風を追い風に変えられるような、デール・カーネギーの温かい言葉を紹介してまいります。

 

 

それでは、早速ポジティブな「態度」を保つためのデール・カーネギーのアイディアをご紹介します。私もかつて激しく落ち込む事もありました。その時にこれらのデール・カーネギーの言葉を常に身近に置いたことで、行き場のない悲しみの感情に戻ることはなくなりました。これらのアイディアが皆様の背中を押し、笑顔で一年を振り返る助になると嬉しいです。もちろん、これらはセールス以外の場面でもとても参考になると思います。

 

  1. セールスに情熱的な人の近くにいる事。

デール・カーネギーは作家マーク・トウェインの言葉を良く引用しました。「あなたの野望を過小評価する人から遠ざかりなさい。彼らは小さな人です。本当に偉大な人はあなたも偉大になれると感じさせてくれる人たちです。」類は友を呼びます。何事にも意欲的な人たちに影響を受け、自分も自然に情熱を持つようになっていきます。

 

2.発奮させてくれるようなものを読み、見、聴く。

様々な要因で、直接会ったり、身近に情熱的な方がいなければ、動画を見たり、本を読んだり、または音声を聴いたりすることでも良いでしょう。

次第に、それらの考えが自分の中であたりまえになっていきます。

 

3.あなたが扱っている商品やサービスを心から愛しているクライアントと話す

満足してくれているクライアントに電話、メールをして自分にご褒美を与えるのです。とかく我々は問題に対処し、火を消す作業ばか行っているように思えてしまいます。満足しているクライアントと話をして、私達はクライアントに満足を売る仕事をしているのだということを思い出しましょう。

 

4.ビジョンを書きだし、感情をこめて仕事に没入する

もし、目標があるなら、感情をこめて仕事に没入するのです。あなたの喜びも増し、あなたの同僚も楽しくなるはずです。結果はともかく次の日、次の電話、次の注文が待ち遠しくなってきます。

 

デール・カーネギーは「どんなことがあっても落ち込むな。次に進むのだ。あきらめるな。」と言います。それが成功している人のポリシーなのです。私は弊社の創設者がせっかくそう言っているので、素直にその言葉に従ってみました。私たちは人間ですから落ち込むことはあるかもしれません。重要な事は、そこから学ぶものがあり、立ち上がり前に進んでいくことだと思います。今いるその場所に立ったままで、一歩も動かなくても、向日葵のように光の方向に向きを変え、視界を変えていくこと。そして願わくばその方向に向かい良いタイミングで一歩踏み出してみることなのです。

 

VUCA時代で急な変化が求められる時代だからこそ、急がず、ゆっくり時間をかけてクライアントと大切な信頼関係を築いてみてください。この時代を共に過ごし、構築された信頼の心は生涯のプライスレスな財産になると思います。クライアントの視点から物事を考える「態度」もまた資産になります。

 

そう、セールスが始まるその時は、セールスパーソンとしてのポジティブな「態度」がしっかりと定まった時なのです。