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38: 感動を届ける人になるには!

ビジネス達人の教え

Release Date: 12/23/2021

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

ビジネス達人の教え

 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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プレゼン研修の際に、受講者の皆様になぜプレゼンが上手になりたいのですか。という事を考えていただくと、いろいろな理由があがってきます。そして、そのアイディアを集約すると「プレゼンを成功することにより、目標を達成したい」という事になります。さらに煎じ詰めると「人生成功したいんです」というアイディアに到達します。「成功を収める方とはどのような方か。」という事を考えていきましょう。といきたいところですが、その前に、、、成功を収める方について考える上で重要な事、何を持って「成功」というのかということを考えてみたいと思います。皆さまは何を持って「成功」と考えますか?お一人お一人、定義が異なる事と思います。私、個人的には、成功者の定義に「他者に良い影響力を与え合える事ができる方」という言葉を当てはめるとしっくりくるのではないかと思っています。

 

12週間のデール・カーネギー・コースの終盤に設けられているセッション、それは、まさに、インスパイアーアザーズ。他者を刺激する。刺激するという言葉は感動させるという言葉にも置き換えられるかもしれません。他者に感動を与え、心を揺さぶり、頭ではなくて心にメッセージを届けられる。そのような事に取り組みます。皆さまは、他者に感動を与え、繋がりを持ち、心を動かすことができる方、どのような方が浮かびますか。政治家でもビジネスパーソンでも、感動を与える事ができる方の周りには人が集まります。プレゼン研修でどのようなプレゼンターになりたいですか?お手本にしたい方はいますか?とお聞きすると必ずと言ってよいほど、スティーブ・ジョブズ氏のお名前が上がります。彼を例に例えると、ただ単にスピーチやプレゼンの達人だったわけではないと思います。彼の存在自体が、人々を感激させ、世界を変えた!情熱的な人物だからです。他界した後も、彼の想いは私たちの生活のいたるところに目に見えて登場し、心の中で生き続けている。彼が彼の開発した物のスペックの話をして我々の頭にメッセージを届け続けていたとしたら、彼は私たちの心の中で生き続けることはなかったのです。彼は私たちの心にメッセージを届け、生き様、死に様、存在そのもので大きな影響を与えた方です。

 

それはプレゼンをどんなに練習しても身につく影響力とは違うのです。後半では、他者に豊かさを分け与え、周りの人を感動させ、最善に導く存在になるには!?ということをみてまいりたいと思います。

 

他者に豊かさを分け与え、周りの人を感動させ、最善に導く存在になるには?についてみてまいりましょう。

 

自分の行動に情熱をもつ!

 

自分の行っていることに対して完全にコミットしている方こそが、周りの人を感動させることができるのです。自分のアイデアをしっかりと持ち、自らそのアイデアの最大の支持者として唱え、そして周りの人たちを感動させましょう。分かり易く言えば、自分が行っていることを大好きになって、初めて、人々にも同様に大好きになってもらうことが期待できるのです。自分が情熱を燃やす対象を先ず発見しましょう。そして人々と分かち合いましょう。ここで一つ大切な事は、他者は自分とは違う事にエキサイトするポイントを持つことを理解しましょう。今彼らの心を捕らえているものは何かをよく考慮し、そのポイントを出発点とすると良いでしょう。自分の行動に情熱を持っている事は素晴らしいのですが、注意したいことがあります。それは、つい自分が熱中していることばかりを話題にしてしまいがちになる事です。影響力を持つ方は、相手の方が熱中することについて話すことができます。わしたちがまずそうすれば、その結果、お互いの情熱を分かち合うことが始まり、やがて相手からの協力を得られるようになります。まずは、お互いの熱意やエネルギーを伝播することが大切なのです。相手の方が好きなものに熱中させましょう、そうすれば相手にもとてもスムーズにあなたが情熱を向けるものにも興味を持って頂けます。

 

ネガティブな経験を財産にし、イノベーティブなアイディアを信じる

 

有名な革新者たちは独力で頂点を極めたのではないのです。既存の考えに縛られずに発想する能力のある、信頼できる人たちのチームを集めましょう。その中にはリスクを取ることのできる人を必ず入れるようにしましょう。歴史に名を残すような革新は一見、「クレージー」な発想から始まっています。みんなの話を最後まで聞きましょう、そして新しいことを試してみましょう。失敗は成功するための学び。失敗やネガティブな経験は全て「 」という言葉に書き換えることができるのです。世の中で何が起こっているのかその動向に気を配りましょう。一生学び成長し続けることは楽しい事でもあります。そんなアンテナをしっかりと立てていると、インスピレーションは全く思ってもいないところから現れることがあります。そしてそのインスピレーションを信じる事ができる時、行動に移し、自信を持つことができるようになっていくのです。

 

「上手くいく訳ない」、「前にやったことがある」、「愚かなアイデアだ」などと人に言うのはみな、自信をなくすことにしかなりません。我々はみな、コンフォート・ゾーン(居心地の良い範囲)にどっぷりと浸かってしまい、大変安全であるがゆえにそこに安閑としているのです。あらゆるリスクを排除してしまい、実際はその残された狭いゾーンの範囲内のみでしか自由に動けないことになってしまいます。 革新を達成するには、元々その本質として、コンフォート・ゾーンから飛び出し、新たな道を探索する必要があるのです。これは、新しいことにはあらゆるリスクが付きまといますので、多くの人が好んで動こうとはしません。人々に彼らのコンフォート・ゾーンから足を踏み出してもらうためには、革新に挑んでいるときに、彼らの失敗は歓迎されているとまで言わなくても受け入れられるという事、また、それにより罰せられたりしないということ、そして、コンフォート・ゾーンからこわごわ踏み出そうとしている人を批判して潰してしまうことのないような、十分信頼のある環境を作り出さなければなりません。挑戦をしている勇敢な方々に心からの支援と激励を続ける必要があります。他者に対しても、また自分に対しても覚えておいていただきたい事があります。それは、大きな仕事が成就してからその仕事ぶりを認め、褒めるのではなく、途中段階のほんの小さな進歩であっても認めて褒めてあげるようにしましょう。そうすれば、挑戦し続け、またさらに先へ進もう!という自信を得ることができます。

 

時間、命の尊さを知っている

 

スティーブジョブズ氏は、時間、命についても深く深く私たちに影響を与えた方でした。私が担当するタイムマネジメントのトレーニングでは必ずお伝えしますが、時間=命。まずその命の大切さを知っているかどうか。使命とは命を使うことなのです。その時間の尊さに感謝することができている方こそが発する事のできるエネルギーはどこか惹きつけられるものがあります。

 

一日の終わりに、一週間の終わりに、ひと月の終わりに、一年の終わりに、自分の時間の使い方を振り返ってみてください。自分の時間という資産をどのようにつかっていらっしゃったでしょうか。明日は、来週は、来月は、来年はどのよに過ごしたいか。ビジョンをしっかりと持ってみてください。そして自分がイメージする「ありたい姿」をしっかりとイメージしてみてください。そうすることで、「今」自分がどうあるべきかがブレなくなります。そして今に感謝し続けることができるようになります。そのような方が発する言葉、エネルギーこそが、他者に感動を与え強い影響を与える事になるのではないかと思います。