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49 自分のありのままをさらけ出すと慕われる理由

ビジネス達人の教え

Release Date: 02/20/2023

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

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 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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職場の心理的安全性の重要性が一般的に語られるようになりました。

心理的安全性を担保するためにはリーダーとしてできる事は何でしょうか。

心理的安全性がある人間関係はリーダーとしてのみならず、一人間として誰かと心から繋がる際に重要な事です。そのためには、自己開示をすること、自分の誤りから話すことなどが推奨されていますが、それは、実際は職位が上がれば上がるほど難しいというお声を良くお聴きします。

一つには、リーダーは部下に心配をかけてはならない。リーダーは尊敬されるべき存在でなければならない。リーダーはまわりに弱みを見せられない。と思っているからかもしれません。

「自分は完璧である。」というようにふるまわなければならない。という気負いから、知らず知らずのうちに、心に鎧を着せ、その重さで疲れ切っているという事もあるかもしれません。

心に重くのしかかった重圧は、自分では気づきづらいですし、心の中なんて他の方にも見えてないと思っているかもしれませんが、、、他の方からみると、意外と何かしらの「違和感」として感じてしまうものだったりします。

心を鎧で完全武装したリーダーがチームを率いる場合、チームメンバーはどのような状態になるでしょう。

想像に難くないと思います。チームメンバーは、リーダーが完璧すぎて、自分が小さく感じる。いつも戦闘態勢のリーダーの顔色を窺うようになり、距離を取り、問題が起こった際に、しかもそれがどうしようもならないくらいに大きくなるまで言い出せない。。。そんな状況ですが、これをご経験された方もいらっしゃるかもしれません。

リーダーが着ている心の鎧は、本人が重たく感じているだけではなく、周りを取り巻く環境の雰囲気も重たくし、チームメンバーのパフォーマンスやアウトプットにも影響が出てくるのです。

誰でも、周りの誰かが鎧を着ていたら、自分だけ素の状態でいるのは心もとないと思います。それなので、おのずと他のメンバーも不必要な重い鎧を装備してしまうのです。当然、判断や行動も鈍くなってしまいます。相手の鎧を脱がせることは難しいので、まずは自分から鎧を脱ぐことで、相手ももう、こんな重い物は置いていこう。と改心してくれるというロジックです。

それでも、「やはり鎧を脱いで、親しみやすくなったら舐められるのではないですか。」というご質問もよくいただきます。 

鎧は着ていないし、軽やかで親しみやすく、周りから尊敬されている方がこの世に存在するということに異論を唱える方は少ないのではないでしょうか。では、もう一度考えてみましょう。親しみやすく、チームの皆様から慕われ、尊敬され、かつチームが成果を出しやすい環境を創れる方とは、どのような方々でしょうか。それは完全武装し隙のないリーダーとは真逆の「実るほど首を垂れる稲穂かな。」に象徴されるような謙虚で柔軟なリーダーなのではないでしょうか。

では、鎧を脱ぎたい!でも、鎧の脱ぎ方が分からないです。という方もいらっしゃると思います。冒頭で申し上げたように、自己開示をしたり失敗談を共有することも一つの方法です。そこまで恥ずかしいことをしなくても、、、気軽にお互いの日常や価値観を共有しあい、お互いに大切にしているものを大切に扱うということが有効です。加えて、実際は、プロフェッショナルとして、どこまでプライベートの事を共有していいのか。とお悩みをお持ちの方もいらっしゃるようです。

様々なご意見があると思います。

プライベートと仕事は分けるべきというお考えもあるようです。この件については海外でも意見は分かれるようで、プロフェッショナルである以上、プライベートを仕事に持ち込まない。という意見もあるようです。反面、海外では、職場関連のイベントには配偶者やパートナーと一緒に参加する機会も沢山ありますし、おはようの後の挨拶は、How are you?と声をかけ、近況をシェアしたり、お子様のスポーツの練習試合の事などカジュアルな日常についておしゃべりをしてから仕事に取り掛かるという習慣を持つオフィスも少なくないです。海外ではデスクにはご家族やパートナー、ペットの写真を飾ったりするので、お互いのプライベートや価値観が垣間見れるという状況でもあります。 

弊社のオーストラリア人の社長は、プライベートの事、お子様のこと、奥様の事、ご自身の健康状態の事もオープンに話してくださいます。社員が結婚したらパートナーシップについてもアドバイズをしてくれたり、社員に子供が産まれたら、子育てについても目を細めて嬉しそうに助言をしてくれます。男性社員の子育ての参加にも寛容で、フレキシブルな働き方を奨励しています。彼は、和菓子や甘いものが大好きで、口の周りに白い粉を沢山つけて大福をほおばるような姿を見ると、なんだか親しみが湧いてきます。鎧で完全武装とは真逆のリラックスした姿を私たちに見せてくれることに感謝の気持ちで一杯になります。

弱い犬ほどよく吠えるというものです。

強い犬は威嚇する必要はないのですね。

 おとといの事です。

フランス人のあるマーケッターの方とお話しをしておりました。

その方はこうおっしゃっていました。

自分がなぜ、日本に来たかというと日本の漢字に魅せられたからです。

漢字の「無敵」という言葉は素晴らしいと思います。フランスでは、「無敵」とは、文字通り完全無敵でどんな相手と戦っても絶対に勝ち、だれが戦いを挑んでも歯が立たない強い人が「無敵」です。日本で「無敵」とは「敵がいない」つまり「みんな友達」ということなのです。誰とも戦う必要がないことを意味します。それは、デール・カーネギーの「人を動かす」に書かれている「友達を得て影響を与える」の考え方と近い考え方だと思います。

この言葉を聴いて、彼のこの言葉は、まさに、日本のリーダーの皆様に勇気を与える言葉だと思いました。

ですからみなさん、安心して心の鎧を脱いでみてください。そうすれば、皆に慕われ、影響を与えられるようになります!