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51 話し手が残すもの持ち帰るもの

ビジネス達人の教え

Release Date: 03/22/2023

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

ビジネス達人の教え

1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

ビジネス達人の教え

 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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皆さまはビジネスプレゼンやミーティングで発表などに臨む際に、どれほど練習をされていらっしゃいますでしょうか。

プレゼンのトレーニングでこのようなご質問を頂きました。

プレゼンは練習、練習、練習あるのみ!ということは理解するものの、練習をしすぎると「こなしている」感が出てきて、聴いている方々に臨場感や感動を伝えられないのではないか。

というご質問でした。

例えば、私もラジオ番組の収録や他の方のポッドキャストでお話しをさせて頂く機会もあるのですが、それらの多くは、軽い打ち合わせをした後、リハなどは特にせずに実際の収録の場の空気感を楽しみながらの収録が多く、その方が、聴いていらっしゃる方にも私たちの臨場感や高揚感が伝わるな。と思ったりします。

それでも、プロフェッショナルとしてのビジネスプレゼンにおいては、練習をするメリットはあると思います。後半で詳しく見てまいりましょう。

プレゼンの準備の際、スライドに表やグラフ、数字、データーなどを盛り込み、そのスライドづくりに準備のほとんどの時間を費やしている方多くありませんか?実際に声に出して、プレゼンの練習する時間を取る方、どれほどいらっしゃいますでしょうか。

受講者の方々にお聴きすると、多くは、話す練習はほとんど行わず、プレゼンはぶっつけ本番の事もある。とおっしゃいます。練習をしていないと持ち時間内にスライドのすべてをカバーできず、結局駆け足で話したり、全く触れる事が出来ないスライドも出てきてしまった。。。という事もご経験あるのではないでしょうか。

プレゼンは相手の時間にも敬意を払い、お互いが共有する大切な時間の中で、しっかりと聴き手と繋がり、彼らに本当に持って帰ってもらいたいものに焦点を定めそれを文字道理プレゼントする場なのです。相手に意図がしっかりと伝える事ができ、それを持ち帰ってもらわなければ、お互いの時間のみならず、私たちが準備に費やした労力も徒労に終わってしまう事になってしまうのです。

プレゼンの伝えたいメインメッセージを明確にし、ゴールを決めたら、内容はそぎ落とし、シンプルにし、限られた時間の中で、しっかりと伝えられる練習をして行くことがとても大切です。そうすることで、実際のプレゼンの際に聴き手の反応や興味のレベルで強弱をつけていく余裕が生まれるのです。

私のクライアントの、ある外資系ホテルに宿泊させて頂いた際の事です。朝食のビュッフェのエッグスタンドに立っていたNシェフにお勧めのオムレツを訊ねてそれを作って頂きました。Nシェフのお勧めは「シラスとチーズ」のシンプルなものでした。私は、普段であれば、チーズ、ハムにピーマンも玉ねぎもマッシュルームもホウレンソウもトマトも、、、、とにかく全部てんこ盛りで頂くところですが、、、この時は、このシンプルを極めたオムレツでシラスとチーズのお味をしっかりと堪能することができ、シンプルなものが華美なものを超えるインパクトを残せることを確信しました。

これはプレゼンにも通じるものがあると思いました。

プレゼンも練習に練習を重ね、本当に受け取ってほしいメッセージを絞り込み、その限られたメッセージを心を込めて丁寧にお届けすることで強いインパクトを残せるのです。

実際に、先日のプレゼントレーニングで、受講者の方々に何度か同じプレゼンを練習した後に最終プレゼンをしていただいたのですが、トレーニングの最後の気づきの共有の際に、受講者の方が「同じ内容を何度か練習をしたときのほうが余裕もあり、さらに感情も込める事もできました。」「内容をシャープにした方が、相手がメッセージを受け取り易くなっていいたと思います。」とおっしゃっていました。何度か実際に声に出して練習をするメリットを感じて頂けたようです。

最近YouTubeでピアニストの方のピアノ演奏動画を観る機会があったのですが、プロのピアニストの方でも1回の演奏のために1000回練習した。とおっしゃっていました。それだけ練習した演奏でしたが「こなしている感」はまったくなく、その方自身の心を震わせて愛を持って奏でたメロディーは聴き手の心をも震わせることができるのだと確信をしました。

プレゼンも、1000回とまではいかなくても、本当に伝えたいと思うシャープなメッセージを心から話せるようになるまで練習をしてみましょう。そうすれば、そのメッセージと向きあったあなたの姿勢が聴き手に伝わり、それがあなたのパーソナルブランドとして輝きを放ちます。