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54 日本のビジネスパーソンの幸福と仕事と自分

ビジネス達人の教え

Release Date: 05/10/2023

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

ビジネス達人の教え

1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

ビジネス達人の教え

 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

ビジネス達人の教え

年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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54 日本のビジネスパーソンの幸福と仕事と自分

 日本のビジネスパーソンの方々にストレスマネジメントやビジョン設定についておはなしする機会があります。その中でいつもトピックに上がることは、日本社会はとても生きづらい。仕事イコール自分のすべてになっている。忙しすぎ。文字どおり、心を無くしている状態。。。という共有を聴くことはとても多いです。

このポッドキャストをお聴きの方々にも同じようなお気持ちを持ちの方々は多いかもしれません。 

最近は、沢山の方々が日本を訪問してくださるようになりました。

私がお会いした海外の方々が口をそろえておっしゃること。それは、「日本大好きです。定期的に日本に来たいです!願わくば日本に住みたい!」中には「今年中に日本に仕事を見つけたいので準備に来日しています。」と言う方もいらっしゃいます。その中には、「日本語をもっと上達したいです!」と、ありがたいことに、海外でこのポッドキャストを聴いてくださっている方々もいらっしゃいます。

さて、その方々とお話しをすると、彼らは口をそろえて、「日本の方々は日本に住めること自体がどれだけ恵まれているかに気づいていないのが歯がゆい。」という事をおっしゃいます。

四季があり、自然に恵まれ、経済大国であり、独自の文化があり、何よりも食べ物がおいしい、人々が親切で、治安が良い。とおっしゃるのです。

実際は、日本に既に住む私たちも、自分達は恵まれている環境に住んでいる事、そのことに感謝をすべきということはわかっている。という状況ではあると思います。 

私も含めて、日本のビジネスパーソンの心の重さが軽くなるにはどうしたらいいのか。を日々様々な方々とディスカッションします。

私が今週実際にお会いした海外の方のエピソードで、皆様の人生に何かヒントになるようなお話しだと思ったことを、この場でシェアをさせて頂きたいと思います。

Mさんと言う方のエピソードです。彼女とは仕事を通じてお会いしましたが、彼女は私の親しい友達であり、心から尊敬する女性の一人です。元気で、仕事もプライベートも充実し、大変な責任のある仕事を軽々とこなし、常に余裕があり、自分の時間もしっかり確保できる方です。誰にでも自分の考えを前向きに上手に伝えることができ、自分の幸せを心から追及している方です。そんなMさんですが、「私も以前はこのような性格ではありませんでしたよ。」と壮絶な過去の経験を話してくださいました。「アメリカの同時多発テロが起こった2001年9月、私はニューヨークのツインタワーにオフィスがある会社に勤めていました。まさにあのテロが起こった9月11日は仕事が理由で体調を崩していて病院に行くため休暇を取っていたの。あの事件が起こった日、もしも体調を崩していなければ、自分は通常どうりに会議に参加していた他の同僚たちと同様に命を失っていたはずです。。。」とおっしゃいました。そして、「その後の日々の様子は言葉にすることができない悲しみと恐怖などが渦巻く中、生き残った事が嬉しいことなのかすらわからなくなり、その命にも感謝する余裕もなく、そしてその頃の自分は人にも自分にも厳しくつらく当たっていて、形がないはずの心が壊れていた感じがはっきりとあった」と話してくださいました。。。今、その頃の彼女の姿は影も形もなく、今の彼女は元気で自由で自信にみなぎっています。彼女は力強くおっしゃいます。「今は自分が生かされている事には意味があると思っています。自分が幸せを感じられる事にフォーカスすることを選択する。自分の人生のハンドルは自分で握る。やりたいことはすべてやろう。だから改めて、大好きな日本に家族の協力を得て、単身来ています。東京に住み、仕事をしたいという心の声に従った自分に感謝しています。」

この話を聴くたびに、私は自分の毎日は、彼女が努力をして手に入れたかった毎日をありがたくも生まれた日から努力したわけでもなく送っているいる事に気づかされました。本当に今日からは今に感謝できることを数えていこうと思ったのでした。 

日本のビジネスパーソンの私たちにとって、真のあるべき姿は幸福を数えそれらを常に忘れず感謝できる事だと言う事は、私たちは知っています。でも、つい、既にあるものに感謝する気持ちを忘れ、忙しい事、仕事のストレス、人間関係の難しさなどの欠けている部分を満たすことが自分の幸せと思い込んでいた。と改めて気づかされます。既にある感謝に感謝をすることで、ないものが在る状態にはならないかもしれません。自分の悩みに良い影響が及ぼされるのは少し先のことかもしれません。それでもこの場を借りて、宣言したいと思います!!

「私は、この今の自分にとっての当たり前が当たり前じゃないかもしれなかったことを肝に銘じ、感謝の気持ちで心を満します!そして、困難は文字通り「有難い!」と瞬時に思えるようになりました!」

ビジネスパーソンである私たち一人ひとりの影響はとてつもなく大きいのです。自分が少しでも幸せになったら、職場で笑顔が増え、職場全体が明るく変わっていく可能性もあります。そのことで、家族にも優しくなったり、休憩中で立ち寄ったコンビニの定員さんにちょっと笑顔で挨拶をしたくなったり、日々の生活の中で物や自然環境を大切にするようになったり、、、と周りの環境にも良い影響を与えられるようになります。満たされた気持ちでいる時間も増え、時間もお金も無駄遣いがなくなり、良いことばかりです!

これは私自身も、いつも言っている事ですが、自分でも実践することが難しいこともありました。これからの私は、皆さんと一緒にさらに実践してまいりたいと思います!

ですから皆さん、皆で一緒に自分自身の今日に有難うと感謝の気持ちを持ちましょう。そうすれば、明日、来年の私たちは大きく変わっていきます!