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55 4つのお客様のタイプを知るメリット

ビジネス達人の教え

Release Date: 05/15/2023

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

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 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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先日のトレーニングで、そもそもお仕事とは何?というディスカッションをしました。皆様にとってのお仕事、働くとはどのような事を意味するでしょうか。

働く事とは、1)周りの方々のお悩みを解決すること。心配事を解消してあげる事。2)悩んでいないのであれば、さらに楽になる、または楽しくなるために何かを提供すること。つまり「働く」とは「傍が楽になる」ようにお手伝いすること。とお聴きしたことがあります。この考えを踏まえたうえで、セールスの皆様のみならず、お仕事で何かを交渉する際に知っておくと有益なことを見てまいりましょう。どんなものを売るにしても、お客様の性格や所属部門によって異なる様々な期待をもっています。お客様のニーズや視点に基づいた提案を行いましょう。一人のお客様が複数の期待を持っている場合もあります。大きく分けると4つに分かれる所属部門ごとに異なるお客様のニーズや期待があります。

 では、それぞれの4つの所属部門別のお客様のニーズや期待を見てまいりましょう。

 

1つ目は CEO や経営者の方などの「エグゼクティブバイヤー」です。このエグゼクティブバイヤーの方々は組織全体への影響を考慮するため多数の視点を持っています。彼らは組織全体の方向性や従業員についてとても詳しく把握しています。同様に、ギャップや足りない点についても非常によく理解しています。組織として偉業を残したいという壮大なビジョンを持っている方も少なくありません。地球に爪痕を残したい。という地球規模の枠にはおさまらず、スティーブ・ジョブズが「宇宙に凹みを残す」という言葉を残したように、今では宇宙規模のスケールで考える経営者の方も多くなりました。彼らの購買や投資の基準のスケールを理解するセールスパーソンになることができたら、彼らも喜んで私たちのために時間をとり、彼らのビジョンをシェアしてくれることでしょう。

2番目は。CFOや経理、財務部門にいらっしゃる「ファイナンシャルバイヤー」。彼らは、ビジネスを安全、効率的に行い、生産性を上げることに興味があります。彼らは、確実に投資による効果があって支出を正当化できるかが判断基準です。また、価格、支払時期、貸借貸借表の上で資産となるか、支出になるのか、などが関心事です。データ、証拠などを示すと心地よく感じて頂けます。ビジネス拡張やコスト削減のために投資をすることで、さらに多くの利益をもたらす可能性を示すことができれば、一心に耳を傾けてくれることでしょう。収益の観点で話をすることで、ファイナンシャルバイヤーの方々は、我々とのパートナーシップに興味を持ってく出さる事でしょう。

3番目は、技術面を重視する「テクニカル・バイヤー」。彼らは、仕様やスペックが彼らの求める条件を満たしているかに関心があります。規格、寸法などの詳細に興味を持ち、投資効果があるということをご理解頂けると良いです。このタイプの方々は新しいこと、複雑なこと、高価なことが大好きです。彼らは、もっと多くの予算を獲得するために、エグゼクティブバイヤーやファイナンシャルバイヤー を説得するための情報提供をしてくれるパートナーを望んでいます。

4番目は、使いやすさの面を重視する「ユーザー・バイヤー」です。使いやすさ、機能性、緊急時の対応などに関心があります。このタイプのお客様は最終的な意思決定者でない可能性もありますが、デシジョンメイキングに大きな影響力を持つこともあります。そのため、決定権を持つ方々を説得するための情報も必要としています。他社事例や、財務部門の方々に数字などのデータを示せるようにサポートができると良いでしょう。

根本的な事ですが、商談の前に名刺交換をしていれば、お客様のご役職は一目瞭然です。また、名刺交換前でもネットやSNS、または知人や他のネットワークで知り得るそれらの情報から想定されるお客様の関心事をある程度想定して準備していくことはとても大切です。そのことで、お客様に合わせたミーティングを持つことができ、相手の方の大切な時間にも敬意を払う事ができます。

しかしながら、私たちが目指すのは、役職や立場だけでお客様の関心を判断し決めつけ、一方的なセールスピッチをするにとどまるセールスパーソンではありません。しっかりと相手の真の関心を見抜くための質問をし、お客様が解決したい課題についてや、課題が解決した理想の状態はどのような状態か、そしてその理想の状態になるための阻害要因、また、理想の状態になることができたら、組織にとってのメリットは何であり、そのお客様の個人的なメリットは何か、ということをしっかりとヒアリングしたうえで、お客様に有効な情報を提供し、理想の状態になった状況をありありとイメージしていただく事、そしてその状態になった時の気分を先取りで味わって頂くことがとても有効です。そのように丁寧に話を聴いてくれて自分がありたい姿に到達した時の感情を前もって味わわせてくれたセールスパーソンになると、お客様との心の距離が近くなるどころか、一体になっていると言っても過言ではない状態になります。セールスとお客様の関係性を超え、信頼されるアドバイザーとしてウィンウィンな関係性を構築できるのです。当然ですが、そのようなセールスパーソンからお客様は購入したい。もっと時間を共にしたい。と思って下さるのです。さらに言うと、この状態になれば、価格競争には陥いりにくくなります。製品は気に入ってくれたのに、最後に価格が理由で断られるということはなくなっていくことでしょう。

つまり、急がば回れ、、、お客様のためになるのです。

 ちなみにですが、入札、相見積もりなので、お客様に質問をしたりする状況が許さないのです、、。というご質問も良くいただきます。その場合にどうしたらいいか。という事については、弊社のセールストレーニングの中でもよくディスカッションします。ある経営者の方はおっしゃいました、「自分達の理想の顧客像を設定し、そのようなお客様にしっかりと時間を作れるようにしておきたいです。つまり、入札、相見積もりにならない、理想のお客様とのお付き合いで忙しくしておくことがセールスパーソンとしてのあるべき姿です。」とおっしゃいました。私たちは自分達の努力で変えられることに尽力し、そのことでセールスターゲットを達成するプランが立てられれば入札、相見積もりで価格勝負の案件に一喜一憂しなくても良いことになります。

 ですから皆さん。

お客様が理想の状態になった未来を一緒に味わう手助けをしていきましょう!そうすれば傍を楽にすることができ、働くことが楽しくなります!