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56 プレゼンでスポットライトが当たるべきは誰?

ビジネス達人の教え

Release Date: 05/30/2023

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

ビジネス達人の教え

1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

ビジネス達人の教え

 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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「大切なプレゼンを控えているんです。どうしたらうまく話せますか?何に気を付けるべきでしょうか?」

という質問を良く受けます。

このポッドキャストをお聴きの皆様も「はい。私もどうしたらうまく話せるか、知りたいです。」と思っていらっしゃる方多いと思います。

弊社のプレゼントレーニングでも、トップ3%のプレゼンターを目指す話し方をコーチングしています。ご存じの方も多いと思いますが「何を話すかではなくどう話すか。」が大変重要であるということは、トレーニングのセッション1で確認します。

さて「どう話すか」において、大切なポイントとは何でしょうか。

様々なテクニックがあります。また、以前のポッドキャストのエピソード45でも、デール・カーネギーのビジネスコミュニケーションの基礎の3つのEについてもお話しさせて頂きました。それらを煎じ詰めると「ある一つの何か」にたどり着くと思います。それは、プレゼンのみならず、コミュニケーションにおいて一番大切なものともいえるかもしれません。それは何でしょうか。

プレゼンのみならず、コミュニケーションにおいて、一番大切なこと。それは「真心で話す」ということになるのではないでしょうか。皆様ご存じの論語でも、「仁が伴わない礼は意味がない。仁がない音楽は騒音である。」という孔子の言葉が紹介されています。すなわち、プレゼンも同じです。どんなに素晴らしい内容を語り、素晴らしいテクニックで完璧なプレゼンをしたとしても、真心が込められていなければ、自己満足の騒音になってしまう事もあり得るのです。真心無しに素晴らしい話をしようと完全武装することは、どんなに素晴らしい話をしても聴き手との距離ができてしまうことにつながるのです。

真心を込めたうえでプレゼンスキルを適切に使うことができれば、聴き手の心にプレゼンを届けることができるのです。 

デール・カーネギーも、プレゼンは「It’s all about them」。つまり、「全ては聴き手のために」が大前提である。と言っています。まずは、聴き手の立場になり、相手のために話す。という心でいること。相手にフォーカスすることで、話し手と聴き手が繋がり、その事でプレゼンが単に聴き手の耳に入るだけにとどまらず、聴き手の心を動かし、好感を持ってもらえるプレゼンテーションになると言っています。 

プレゼンテーションの語源は「プレゼント」です。そして、同時に「プレゼント」とは英語で「今」という意味も持ちます。「今」という時間を価値ある時間にする「プレゼント」がプレゼンテーション。と考えると、聴き手にフォーカスし、メッセージをプレゼントする事の重要性が身に染みます。プレゼンをお聴きいただいている皆様に心から感謝の気持ちが湧き、聴き手の「今」が豊になるように願わずにはいられません。時間を共有できる機会を頂いたお礼がプレゼンテーションだとしたら、スポットライトは聴き手に向けることこそが、プレゼンターの役割と言えると思います。

ですから皆さん、プレゼンをするときは、聴き手に真心のスポットライトを当ててください。そうすれば、聴き手に「今」という時間の価値を「プレゼント」することができます!