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57 過去と未来に挟まれた「今日」を生きる

ビジネス達人の教え

Release Date: 06/12/2023

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

ビジネス達人の教え

 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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私たちは自分の心の在り方を自分で整えることができます。それにもかかわらず、逆に心にコントロールされているということが多発しています。とういう事かというと、過去に起こった出来事の記憶や過去に感じた感情が私たちの「今」の心の在り方に大きく影響を与えているのです。私たちは、過去の本当は思い出したくない事や感情を、つい無意識に思い出しています。私たちはフラッシュバックする感情に引っ張られ、思い出したくないにも関わらず、過去の映像を、しかもボリュームマックス!の音声つきで不必要に脳内に再生してしまっているのです。

 過去の事だけではありません。私たちは、未来にも不安を抱き、まだ起こっていない未来にも過去と同じ記憶を当てはめて身動きが取れなくなっているのです。フランスの哲学者、ミシェル・ド・モンテーニュは「苦しみを恐れる者は、その恐怖だけですでに苦しんでいる。」と述べています。モンテーニュがこの言葉を残したのは 約500 年前のことですが、それ以来、どんなにテクノロジーが進化しても私たちの心は同じ現象が起こっているように思います。

 

過去の後悔と未来への不安の組み合わせに挟まれているのは「今」です。私たちは「今」どのような気持ちで過ごすかをコントロールすることを忘れてしまっています。現代の私たちは締め切りに追われ、高い結果を出すことを日々コミットさせられ、自分の限界を超える事を余儀なくされるうえ、先々までスケージュールを詰め込んでいます。寝るまで不安で頭が一杯で、翌朝起きた瞬間から、その日の仕事の事で胃が重い、、、という経験をお持ちの方は少なくないかもしれません?そのような方々のためにお勧めのデール・カーネギーの原則があります。

  そんな皆様にお勧めのデール・カーネギーの原則とは「一日一日の区切りで生きる」です。

今日一日に 100%のエネルギーを注ぎ、過去や未来への想いが私たちの「今日の心」に影響を与えないようにしようということです。 

私は、食べる事が大好きなので、視覚的に過去と未来に挟まれた「今」という言葉からサンドイッチをイメージしてみました。え、どういうこと?と思うかたもいらっしゃるかもしれません。おいしいふわふわのパンに挟まれたサンドイッチは格別です。もちろんサンドイッチはパンも重要ですが、中に挟む具を無視してサンドイッチを選ぶ方は少ないと思います。過去、未来というパン挟まれた「今」がサンドイッチの「具」と、思ってみるのです。

何か、不安が起こった時は瞬時にサンドイッチを視覚的にイメージし、その不安は今起こっている事?サンドイッチのパンにのみフォーカスしていないか?と自問すると、大抵の場合は何が重要かを瞬時に思い出すことができます。「今」のモヤモヤは過去か未来の恐怖を感じていると感じます。

そして、「今」を過去と未来という、ふわふわの柔らかいパンで挟むようにイメージしてみると、「今」がこれまでの過去の経験や未来への希望に挟まれて、とても守られている状態である。というように解釈を変えることが出来そうだと思いました。

私たちの「今」は沢山の学びでキラキラした過去と、希望に満ちた光ある未来に挟まれているのです!もちろん、未来へ備え準備をすることは大切ですが、不必要に心配をすることはないのです。

 

ポジティブな「今」を創造するためには、何を見聴きするか、誰と過ごすかに気を配ることも大切です。積極的に新聞、雑誌、本、ソーシャルメディアの投稿などからポジティブな情報を選択してそれらを優先的に読むこともお勧めです。 ネガティブなものが目に入るに任せないようにすることも大切です。その観点から申しますと、入ってくる情報をコントロールできないテレビからの情報収集を敢えて行わないという方も多くいらっしゃいます。今では、オンラインでもオフラインでも情報収集が可能です。自分の心の中に何を送り込むかについて、自らが責任を持つことを心掛けることも大切です。また、誰と過ごすかについても、可能な限り、ポジティブな方々と過ごすようにしたいものです。仕事柄、ネガティブな人たちとの関わりを余儀なくされることもあるかもしれませんが、自分がポジティブでい続けることで、周りも変化していくことでしょう。自らポジティブな雰囲気を出し、明るい環境づくりに貢献すれば周りも明るくなっていくのです。ポジティブな循環の中で自らの「今」をコントロールしていきましょう。そうすれば、 私たちは思った以上に簡単に、より幸せを感じることができるのです。全ては思考が創り出すということは、古くから言われていることですが、今の時代は科学的にもこのことが証明されつつあります。 

皆さん、過去と未来の不安が心を占領した時は、過去と未来に「今」を挟んだサンドイッチ想像してみてください。どんな過去も未来も「味わい深いパン」だと思ったら、ちょっと心がおちついてきませんか。そのパンに最高の「今」を挟んだサンドイッチをパクっと食べたら、血になり肉になり、「最高の今」へのエネルギーになります!