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58 理想の顧客像を描く

ビジネス達人の教え

Release Date: 07/01/2023

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

ビジネス達人の教え

 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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セールスにおいて、理想の顧客像とはどのようなものでしょう。商品を気に入って購入してくれる、喜んでお支払いしてくれる、気が合う、プライベートでも共通の趣味がある、コミュニケーションが取りやすい、波長が合うなど、とにかく相性がいい!そのようなお客様像かもしれません。

 

お客様は私たちのパートナーでもあります。長期的なお付き合いをさせていただくという意味でのパートナーです。このパートナーシップに欠かせないのは相互の信頼関係です。

もし、私たちの理想的な顧客像が分かっていれば、そのような顧客を見つけるチャンスは格段に増えるでしょう。最初から完璧な顧客像でない場合でも、お付き合いをしていくにつれ、お互いに理想的なビジネスパートナーに変化することも十分に考えられます。最初は様子を見ながらのお付き合いでも、時を経て理想のビジネスパートナーへと互いに成長していくのです。

 

理想の顧客像を予め設定しておくことでビジネスチャンスを狭めてしまうのではないでしょうか?という問いも生まれます。私たちにとって全てのお客様は等しく大切なお客様であることは疑いもない事実です。しかしながら、理想の顧客像を明確にしておくメリットはいくつかあると思います。

 

一つには、本当に付き合うべき理想の顧客像がはっきりしていると、そのようなお客様が目の前に現れたときに迷いなく、お互いのために自信を持って商品を提供することができます。また、理想の顧客像がはっきりしていると、そうでない顧客に対しての引き際の判断も早く行う事ができます。波長の合わないクライアントと無理にお付き合いをすることで、問題解決などに時間を多く費やして、しまっているということは多く起こります。私たちにとって時間も大切な資産です。引き際の判断を的確に行う事により、お互いの時間を無駄にしないで済むことになります。また、そのぶんの時間を私たちのソリューションに本当に価値を見出してくれる、win-winなクライアントに割くことができる。という事になります。

 

理想の顧客と一緒に長期にわたるパートナーシップを図り、お互いのビジネスの拡大や成長のためにお取引を行うという事が可能になっていくのです。セールスのシーンで「案件をクローズ」する。という表現を良く耳にしますが、弊社のセールストレーニングでは、成約やコミットメントという表現を使います。その言葉を使う事で長期にわたるパートナーシップを連想できるからです。

 

先週、ある芸術的なセールスパーソンについてお話しをお聴きする機会がありました。その方のお仕事は、お客様のお話しを楽しくお聴きし、信頼関係を築き、まるで遊ぶようにお仕事をされていらっしゃる方とのことでした。そして、お客様と強固な信頼関係があるので、パワフルなセールスプレゼンなどする必要もなく、ヒアリングしたことを確認するような形で企画を提案すると、「はい、それではお勧めの内容でお願いします」とお客様が次々と成約を決断するのだそうです。そして、その成約をしてくれたお客様を大切にしていれば、そのお客様が他のお客様を自発的に紹介してくださるのだそうです。

理想の顧客像をはっきりとさせ、理想の顧客と楽しくお仕事をすることで、お客様もそして自分も幸せになるのですから、これこそが理想的な好循環だと思います。

 

皆様も、一度立ち止まり、しっかりと、自分の理想の顧客像を考えてみてはいかがでしょうか。そんなお客様とお付き合いするのにふさわしい自分になり、心から楽しく丁寧にお仕事ができたら、自然に成約率も上がって、また、さらに楽しくなっていくことでしょう!