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59 インクルージョンを実現するコミュニケーション

ビジネス達人の教え

Release Date: 07/10/2023

78 チャレンジを導くリーダー show art 78 チャレンジを導くリーダー

ビジネス達人の教え

リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。...

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77 セールスの9原則 パート2 show art 77 セールスの9原則 パート2

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。  1)誠実な関心を寄せる ...

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76 セールスの9原則 パート1 show art 76 セールスの9原則 パート1

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1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。セールスの方々にも、この本は大変有効です。 プラトン、ソクラテス、マルクス アウレリウスなどは1936...

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#75話始める前に聴き手の心をつかむ show art #75話始める前に聴き手の心をつかむ

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1993年1月31日、パセデナ。マイケル・ジャクソンがスーパーボウルに出演した時の事です。スモークの中から突然ステージに飛び出し、右を向いてマイケルたるポーズでピタリととまりました。そのポーズは1分8秒間に及びました。微動だにしません。一分8秒後、一転して左を向き、サングラスを取り、さらに20秒間同じポーズを取り続けます。10万人近いファンが熱狂するスタジアム全体を想像してみてください。その観衆を前に、言葉を発せず1分以上も動かずに立ち続けるには、とてつもない度胸と自己信頼が必要です。 ...

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74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意 show art 74 リーダーに求められるコミュニケーションの極意

ビジネス達人の教え

 プレーヤーとしては泣かず飛ばずだったスポーツ選手の方が、素晴らしい指導者として成功することはある。というお話しはお聴きになったことがあると思います。私たちの身近なビジネスのシーンでも有能なプレーヤーがチームを率いる事に長けているわけではない事例は沢山ご存じだと思います。...

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73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ show art 73 組織変革の中で生きるセールスの皆様へ

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セールスの皆様、自分が所属する組織体制の変更、変革の影響を受けたことがあると思います。組織統合や吸収合併または人事異動により組織のトップが変り、これまでと違う方針に変わってしまった。その事により、これまでスムーズに行われていたビジネスに影響が及ぶこともあります。それから5年後ならまだしも1年後にさらに別の方が就任し、再び方向転換するということも稀ではありません。トップの交代により、現場は右往左往するという構図です。...

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72 日本のプレ禅テーション show art 72 日本のプレ禅テーション

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年末年始、忘新年会のシーズン。様々なイベントで、スピーチをお聴きになる機会も多かったのではないでしょうか。 印象に残ったスピーチはありましたか? そしてそれらは、どうして皆様の心に残りましたか?  昨年末、フランス人のマーケッターのJsanと、とても興味深いお話しをしました。...

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71 自分で自分を「整える」ということ show art 71 自分で自分を「整える」ということ

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71 自分で自分を「整える」ということ...

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70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために show art 70 自分が一番認めてほしい人から認められる人になるために

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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。...

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69 率先してリラックスするメリット show art 69 率先してリラックスするメリット

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年末年始のシーズン到来です。一年の締めくくり、皆様はこの時期をどのように過ごしになりますか。毎年、バタバタと年末を迎え、家の片づけをして、帰省をしてなんとなくお正月少しのんびり過ごしたらあっという間にお休みが終わってしまいます。。。という方も多いかもしれません。年末年始のみならず、日々、自分が望む働き方と生き方を手に入れられたら素晴らしいですね。...

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ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)を多くの企業が目指しています。多様な人材の活躍を実現するためには、職場環境の中でインクルージョンを確保することがとても大切です。その目標を実現するためにはどうしたら良いのでしょうか。インクルージョンを実現するためには意識的な取り組みが必要となります。チームメンバーが高いコミュニケーション能力を持つことで、互いを理解し、違いを受け入れることが可能になります。 

皆様は、高いパフォーマンスを発揮するために、どのような事を配慮していますか。相手を思いやる気持ちで話していますか?声のトーンや話すスピードに気を配っていますか?適切な語彙選びはできていますか?難しいことを難しく話すことは果たして相手に対して配慮があるでしょうか。相手から好感を持ってもらうためには、どのような方にも分かりやすく、聴き手を委縮させない話しやコミュニケーションができるかどうかが大切なのです。コミュニケーションは相手に好感を持ってもらう事がゴールです。誰でも自分に自信を持たせてくれる人の話を好んで聴きたいと思うのです。その逆で、自信を失わせるような人の話は誰も好んで聞きたいとは思わないことは、私たちは知っています。であるならば、平易な言葉を敢えて使う配慮はインクルージョンの見地からもとても重要です。

 インクルーション実現に有効なコミュニケーションとして、大きく分けて4つのコミュニケーションスタイルを把握することも大切になります。

1. 友好型:一般的に人が好きで、前向きで自信にあふれ、幸せである傾向にあります。

2. 分析型:詳細や事実、統計、証拠を重視し、分析的思考の傾向があります。

3. 興奮型:口が先走ったり、話が飛んだり、トピックが高速で移り変わる傾向があります。

4. 支配型:物事を進めたり、決定を下したりし、他者には自分の思い通りに動いてほしいと考える傾向にあります。

私たちは、それぞれ異なるコミュニケーションスタイルを持ちます。自分のコミュニケーションスタイルが最も正しい、心地よいと考え、他のタイプの方を受け入れにくい、または、相手に変わってもらいたいと思うかもしれません。自分に置き換えると簡単に分かることですが、それはとても難しく、相手にとっても心地良くない事なのです。どうすれば良いのでしょうか。それは、お互いがそれぞれのタイプにあわせて異なるアプローチを行う必要があるのです。もし、お相手の方の話すペースが速いなら、私たちは通常のスピードよりも速く話す必要があるかもしれません。相手を説得する場合、相手の好みのコミュニケーションスタイルに合わせることで、相手が心地よくなり、心のバリアを取り除くことができます。

多様性とは国籍、人種、性別、年齢、宗教、その他の目に見えて分かる違い以外にも、同じ属性の中でもそれぞれの個が持つ価値観の違い、考え方の違い、表現方法の違い、様々な違いを理解することから始まります。インクルージョンは、それらの考えをお互いに尊重しあい活かしあうことなのです。お互いに違う考えを持つ者同士が共にコラボレーションするからこそ、新しい学びや気づきを得ることができるのです。そして、お互いが苦労なく楽しみながらできる得意な才能を出し合って、助け合いながら、補い合いながら、組織として高いパフォーマンスを出し合えるようになる環境が実現していくのです。

ですから皆さん、お互いの違いを楽しみ、慈しみながら、受け入れていきましょう。

そうすれば、皆が一つになり、イノベーティブな環境を生みだすことができます!