ビジネス達人の教え
プレゼンの内容は正しいのに、なぜか人が動かない――その原因は「論理」ではなく「感情の接続」にあることが多いです。 事実は理解を生みますが、行動を生むのはストーリーです。合意形成や意思決定のスピードが求められるビジネスの現場ほど、ストーリーの力が効いてきます。...
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役割が上がるほど、会議や資料が増え、現場から離れやすくなります。ところが変化が速く、正解が一つではない時代ほど、その「距離」が判断を鈍らせ、手戻りを増やす原因になります。解決策はシンプルです。現場(現実が起きている場所)とつながり続けることです。 Q:なぜ「距離」がリーダーの判断を変えてしまうのか?...
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商談で「まず提案してください」と言われたあと、丁寧に説明したのに話が前に進まない——そんな停滞を経験したことはないでしょうか。原因は、説明不足ではなく「お客様の狙い・成功条件」が言語化されないまま提案に入ってしまうことにあります。 本記事では、お客様の流れを止めずに受け止めつつ、対話に戻して“本当に意味のある提案”へつなげる具体策を整理します。...
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話し方は洗練され、内容もよく練られているのに、なぜか心が完全には開かない——そんな「距離」を感じた経験はありませんか。ビジネスの現場では、説得より前に「信頼」が必要です。だからこそ、プレゼンが“うますぎる”ことが逆効果になる場面があります。...
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「もっと速く、もっと少ないリソースで」と言い続けているのに、チームの熱量が上がらない——それは努力不足ではなく、“使っている影響力の種類”が原因かもしれません。 ソフトパワー型のリーダーシップは、命令や圧力ではなく、信頼・共感・魅力・納得感で人を動かします。ここでは、チームの協力を引き出し成果を最大化するための4つの実践戦略をまとめます。...
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なぜ「小さなモヤモヤ」が大きなセールスチャンスなのか 一見すると「うちの組織はうまく回っている」と見える現場でも、よく耳を澄ませると小さな違和感や不満が必ず存在します。チームの動きが遅い、同じ作業が何度も繰り返される、重要な業務に集中できない――こうした感覚的な不全感が、日本の職場では「モヤモヤ」として蓄積されていきます。 ...
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ハイブリッド型プレゼンは到達範囲を広げますが、注意が分散しやすく、温度感が下がりがちです。会場は盛り上がるのにオンラインは受け身——その瞬間、影響力も意思決定の速度も落ちます。ここでは、デール・カーネギーの原則に基づき、カメラにも会場にも“同時に届く”実践設計をお伝えします。 なぜハイブリッドは難しく感じるのか?...
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会議や商談で空気が固いとき、多くのマネジャーは「真顔で臨む」ことを選びます。ところが、その緊張感が相手の防御を高め、話が前に進みにくくなることも。日本の高コンテクスト環境では、穏やかな笑顔こそが心理的安全性の合図です。ここでは、デール・カーネギーの原則に基づいて「笑顔」をリーダーシップの実務に落とし込む方法を解説します。 Q:なぜ、厳しい話でも「笑顔」が成果を動かすのか?...
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「新規開拓に時間を取られ、難航案件の火消しで1日が終わる」。それでも数字は伸び悩む——もし、今の優先順位を少し入れ替えるだけで、紹介が連鎖し、商談の質も量も上がるとしたら?営業研修のグローバルリーダーであるデール・カーネギーの原則に基づき、満足しているお客様へマネージャーがあえて“同行”することで生まれる好循環の作り方を解説します。 なぜ「満足顧客への同行」が今すぐ必要?...
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「オンラインだと笑顔が出ない」「反応が薄い」——多くの日本企業や外資系企業のミーティングで起きている“伝わらない問題”。営業研修のグローバルリーダーであるデール・カーネギーの原則に基づき、画面越しでも信頼と熱量が届く、実務直結の手順をまとめました。 Q1. なぜオンラインだと笑顔が出づらく、表情が硬くなるのか?...
info_outline役割が上がるほど、会議や資料が増え、現場から離れやすくなります。ところが変化が速く、正解が一つではない時代ほど、その「距離」が判断を鈍らせ、手戻りを増やす原因になります。解決策はシンプルです。現場(現実が起きている場所)とつながり続けることです。
Q:なぜ「距離」がリーダーの判断を変えてしまうのか?
組織が成長すると、リーダーの仕事は「自分で動かす」から「判断し、方向を示す」へ自然に移行します。これは健全な変化です。一方で、数字や資料、報告だけに依存すると、不確実性や違和感、人の感情、現場の工夫といった“立体情報”が抜け落ちます。
その結果、問題の本質ではなく表面に反応したり、現場では実行不能な“机上最適”を選んだり、気づくのが遅れて大きく修正することになりがちです。
ミニまとめ:距離が生むのは情報不足だけではなく、「何に気づくか」の偏りです。
Q:ここでいう「現場」とは、どこを指すのか?
現場とは、業務の最前線だけではありません。人が日々、何に迷い、何を工夫し、どこで躓いているのか――その“空気”が集まる場所です。日本企業・外資系企業を問わず、稟議・決裁プロセス、部門間の引き継ぎ、顧客接点、品質の兆しなど、早期シグナルは現場に現れます。
例えば、現場は次のような場所にもあります。
- 顧客接点(サポート、営業現場、レビュー、クレーム)
- 意思決定の詰まり(稟議、承認、部門間調整)
- 品質・安全の兆し(手戻り、ヒヤリハット、再発)
- チームの空気(表情、沈黙、声のトーン、遠慮)
ミニまとめ:現場は「事実」と「感情」が交わる場所であり、問題の兆しが早く出ます。
Q:現場とつながると、判断のスピードと質がなぜ上がるのか?
現場とつながるリーダーは、状況を早い段階で立体的に捉えられます。数字が動く前に兆しを拾い、原因と症状を切り分け、現実の制約条件を踏まえた判断ができるからです。結果として、修正や手戻りが減り、意思決定の質が上がります。
現場との接点があると、次のことが起きやすくなります。
- 指標に出る前の違和感に気づける
- 原因と症状を混同しにくくなる
- 本当に詰まっているポイントを優先できる
- 現場で実行可能な判断になりやすい
ミニまとめ:現場との接点は、判断を「推測」から「確かな確信」へ近づけます。
Q:それはマイクロマネジメントにならないのか?
意図を間違えなければ、マイクロマネジメントではありません。目的は管理や指示ではなく、「現実を感じ取ること」と「信頼をつくること」です。挨拶、短い会話、雑談の中には、資料では得られない知恵や違和感、まだ言葉になっていないアイデアが含まれています。
大切なのは、「監査しに来た」のではなく「理解しに来た」という姿勢です。その姿勢が、現場の声を上げやすくし、主体性を引き出します。
ミニまとめ:近づくことと抱え込むことは別です。現場接点は「理解のため」に持ちます。
Q:忙しいリーダーでもできる、具体的な現場接点のつくり方は?
すべてを自分で抱える必要はありません。完全に距離を置かないことが重要です。役割と時間に合わせて、意図的な接点を選びましょう。
1)毎日のミニ接点(5〜10分)
物理的またはオンラインで短く回り、挨拶をし、質問を一つだけ投げます。「今週、余計に手間がかかっていることは何ですか?」言葉だけでなく、表情や声のトーンも観察します。
ミニまとめ:小さくても継続的な存在感が、公式ルートでこぼれる情報を拾います。
2)週1のリアリティ確認(30分)
一つの業務プロセスを最初から最後まで追います(問い合わせ→対応、リード→提案、クレーム→再発防止など)。引き継ぎの摩擦や停滞ポイントを見つけます。
ミニまとめ:プロセスを通しで見ると、見えないボトルネックが浮かび上がります。
3)月1の「違和感と改善案」対話(45〜60分)
職種・経験が偏らないようにメンバーを入れ替えながら集めます。質問は二つ。「当たり前になってしまった不便は?」と「試してみたい改善は?」防御せず、共通パターンを記録します。
ミニまとめ:雑談レベルの声を、学習と改善につながる知見に変換できます。
Q:デール・カーネギーの原則と、現場接点はどうつながるのか?
現場とつながる行動は、デール・カーネギーのリーダーシップ原則と直結します。
- 人に誠実な関心を寄せる:傾聴と関心が心理的安全性を高め、主体性を引き出します。
- 真心からの承認を与える:現場での具体的な承認は、行動の再現性を高めます。
- 相手の立場で考える:制約条件を理解すると、実行可能で納得感のある判断になります。
こうした土台があると、現場の声が上がりやすくなり、遠慮や沈黙が減り、改善のスピードが上がります。
ミニまとめ:カーネギー原則は、現場接点を「監視」ではなく「信頼」に変える鍵です。
まとめ:現場とつながる一歩を「コスト」ではなく「投資」にする
挨拶や何気ない会話は、一見成果と無関係に見えるかもしれません。けれど、その中には改善のヒント、未発芽のアイデア、そしてリスクの兆しが含まれています。不確実性が高い今こそ、現場とつながることは「過去に戻る」ことではなく、最も確かな情報源にアクセスし続けるための現代的なリーダーシップです。
重要ポイント
- 立つ場所が変わると判断も変わる。だからこそ現場接点で偏りを補正する。
- 現場とのつながりは、早期シグナルを拾い、手戻りを減らし、判断の質を上げる。
- 現場接点はマイクロマネジメントではない。「理解のため」に意図的に設計する。
デール・カーネギー・トレーニングは、1912年に米国で創設され、100年以上にわたり世界各国でリーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、コミュニケーション、エグゼクティブ・コーチング、そしてDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)の分野で個人および企業向けの研修を提供してきました。
東京オフィスは1963年に設立され、日本企業および外資系企業、さらには個人の方々の成長もサポートし続けています。単なるスキルトレーニングではなく、組織文化の変革やリーダーとしての成長を後押しすることで、ビジネスの成果につなげます。
私たちは毎週、日本語で役立つビジネス・コンテンツを発信しています。
ビジネスプロTV:隔週木曜日配信(動画+音声)―リーダーシップ、営業、プレゼンテーションなどを深掘り。
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